鹿児島県にある本土最南端の佐多岬。
佐多岬展望台から望む360度の大パノラマがとても素晴らしい景色だったので佐多岬を散策した時の様子を紹介します。
佐多岬へのアクセス
フェリーなんきゅうに乗り対岸の指宿市にある山川港から佐多岬のある大隅半島の根占港へ。


大隅半島に上陸後は南下し佐多岬を目指します。


佐多岬へ至る国道269号線や県道68号線からの素晴らしい眺めを楽しみながら南下。




ふれあいパーク佐多
佐多岬へ向かう途中にあるふれあいパーク佐多。






この地域で見られる動植物も南方エリアのものとなり、デッキから目に入る植物も南国の雰囲気に。










ここから日本の本土最北端の宗谷岬までは距離にして2,700km







北から南まで本当に多様性豊かな日本の自然。
パスポートなしで北海道から沖縄まで旅できることに感謝。
北緯31度線展望広場
さらに南下していくと佐多岬の文字が道路上にも現れモニュメントのある場所で休憩。




ここは北緯31度線が通過する北緯31度線展望広場。












同じ北緯31度にはエジプトのカイロやインドのニューデリー、中国の上海などがあります。


佐多岬公園展望台
北緯31度線展望広場から一本道をさらに進むと佐多岬公園展望台の駐車場に到着。


駐車場にはとても立派なガジュマルの大木があります。






駐車場には綺麗なトイレもあり助かります。


岩崎興八郎翁顕彰碑


佐多岬の観光振興に大きく貢献岩崎與八郎翁顕彰碑建立
佐多岬公園に岩崎八郎翁の顕彰碑が完成し2月15日、除幕式が開催されました。除幕式には行政や岩崎産業の副社長岩崎貴光さん(與ハ郎爺のひ孫)らも出席し功績をたたえました。
與八郎爺は昭和30年、佐多岬観光に着手され海上から資材を引き揚げる難工事の末、展望台やレストラン、岬に続く道路などを整備され、佐多岬の観光振興に大きく貢献されました。


ここが佐多岬の先端だと思っていましたが展望台から海を眺めるとさらに道が続いており、佐多岬の本当の先端はもう少し先のようです。






佐多岬展望台まで道が続いています。


佐多岬から50m先に浮かぶ大輪島にある佐多岬灯台も見えます。


せっかくやって来た本土最南端の佐多岬。岬の先端まで行ってみることに。
ここから先は歩行者専用道で車両や自転車は通ることができません。


佐多岬展望台までの歩道はコンクリートで綺麗に整備されとても歩きやすくなっており、歩道の各所には手すりも設置されています。










目的地は遠くに見える白い佐多岬展望台ですが、思ったより距離がありそうです…


佐多岬展望台へ至る途中の道には708年に創立し、現在では縁結びの神としても人気が高い御崎神社があります。




運動不足の体には少しこたえる道のりですが、途中には私よりはるかに年上の方や車椅子の方も元気に佐多岬展望台までの道のりを歩いています。








遠くに見える建物が先ほどまでいた佐多岬公園展望台。




佐多岬の先端まであと少し。


本土最南端の景色を楽しめる佐多岬展望台
綺麗な白い建物の佐多岬展望台に到着。




一面ガラス張りの開放的な展望台で目の前の太平洋を一望できます。




灯台の建物内にはトイレも設置されています。


日本の本土最南端付近に到着。


展望台の周囲を回れるようで辺りを散策。




歩いては行けませんが佐多岬展望台からは佐多岬灯台も近くに見えます。


日本最南端に広がる海は透明度も高く海の底まで透けて見えます。




海だけでなく南国ならではの濃い緑の木々も素晴らしい。




階段を登り展望台の屋上へ。




日本の本土最南端から望む絶景。





少し疲れましたが頑張って歩いて来て良かった。






ここからは屋久島や種子島も100km内の距離にあります。






日本最南端に広がる目の前の海には人間の都合で東シナ海や太平洋など様々な名前が付けられ細かく区分けされていますが、海はどこまでいっても1つの大きな海。
佐多岬から望む海はそんな気持ちにさせてくれる素晴らしい眺めです。


歩いて来た道を戻り無事駐車場へ。


駐車場に併設された佐多岬観光案内所へ。




店内にはお土産のほかカフェも入っており自分へのご褒美でソフトクリームを購入。




ガジュマルの木を眺めながら幸せなひと時。


観光案内所の前にある日本本土四極を見ると行っていない場所は長崎県の神崎鼻のみに。




多様性に富んだ日本の素晴らしい自然の魅力を再確認しつつ佐多岬散策は終了。