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プロフィール

「”お金・時間・場所”に縛られず自分の好きな世界を自由に撮影しながら放浪し続けたい」

  • 「PHOTO=写真」
  • 「ROAMER=放浪者」

そんな思いから作った言葉がサイトタイトルにもなっている”フォトロマ(PHOTO ROAMER)”です。


2002年の大学時代、特に大きな目的もなく人の少ない北が好きという漠然とした理由から留学中の休みを利用して訪れたアラスカ。

当時はほとんど写真に興味はなく親戚のおじさんから譲り受けたCanonの「AL-1」というフィルムカメラを片手に、工事現場を記録する際に使う安いフィルムをバッグへ大量に詰め込み初のアラスカへ。

アラスカではアウトドアショップのセール品で売られていた20ドルのテントを購入し人生初のキャンプを経験。

プロフィール アラスカ 初人生キャンプ

初めて見る野生のクマやムース、アラスカの気が遠くなるような広大な自然を目の前に写真の構図や露出もお構いなしにひたすら夢中で撮影。

夢のように楽しかったアラスカの日々から大学生活の日常へ戻る頃には写真が大好きになっている自分がおり、カメラを持って自転車日本一周旅や国内・海外で撮影旅を繰り返すフラフラとした学生時代を過ごすことに。

プロフィール 自転車 日本一周

こんな楽しい生活がいつまでも続けばいいと思いながらそれを実現する手段や方法が分からず、周囲の人と同じように大学卒業後は就職活動をして社会人に。

好きだったカメラ関係の会社に新卒として入社したものの、自由に撮影旅行に行っていた学生時代の楽しい思い出が頭から離れず1年ちょっとで会社を退職。

貯めたお金で再びアラスカへ撮影旅行に行き、帰国後は転職活動をして再び社会人として働く日々に。

プロフィール アラスカ 社会人 レンタカー
レンタカーで冬のアラスカを撮影旅行

新しく入った会社では元々苦手だった人間関係が上手くいかず1ヶ月もしないで逃げるように退職。

「自分が本当にやりたいのはこんな生活じゃない。サラリーマンのような決まった生活ではなく、もっと自由に旅を続ける生活がしたいんだ!」

会社で辛いことや上手くいかないことがあるとそんな言葉を言い訳に目の前の現実から逃げ続け、新しい会社に入っては短期間で辞めることを繰り返す日々。

30歳を過ぎた頃にはアルバイトなどを含めると転職回数は10回を超え、将来への漠然とした不安から手に職をつけるために簿記の資格を取得後、経理の仕事へ転職。

手に職をつけ人並みの給料をもらいながら大きな不満を感じることもなく自宅と会社を往復する毎日に、それなりの満足感を得る日々。

「このまま65歳まで働き続けて定年後に学生時代のように写真を撮りながら自由に旅をする。それも悪くないな」

そんなことを感じる一方、自分が一生をかけてやりたいことが今の生活ではないという確信も心の中に。

学生時代から常に心の中にあった「このままではいけない」という強迫観念のうような気持ちが安定した日々を送る中で次第に大きくなり、当時の日記には自分に言い聞かせるように次のような文章が書かれていました。

全てのことに満足している人なんか誰もいない

みんな自分のやりたいことを我慢して生きている

またお前は目の前の現実から逃げるのか

自分の好きなことを仕事にするな

仕事にした瞬間楽しめなくなる

楽しめるから趣味なんだ

休みの日に旅行へ行き写真を撮ればいいじゃないか

気づけば経理として入社し2年間特に大きな不満も感じなかった会社を退職。

退職後はすぐにアラスカへ向けて出発し3ヶ月かけてアラスカを旅する中、セスナで行った無人島のキャンプ中に姿を現してくれた1頭の野生のクマ。

島を去る前日に自分の目の前に姿を現してくれたクマへの感謝なのか、自分の存在に気づかずいつも通りのクマの姿を見られたことによる感動なのかは分かりませんが、目の前でくつろぐクマを撮影していると自然と涙が溢れ出てきました。

プロフィール アラスカ クマ 無人島

湖岸沿いを去っていくクマの後ろ姿を見ていると私が日本でサラリーマンをしていた時はもちろん、自分が去った明日以降もこのクマは誰もいないこの島で生活していくという当たり前のことに気づき、言葉では言い表せない感情からわけもなく再び涙が出てきました。

プロフィール アラスカ クマ 無人島2

「自分がまだ見たことのない世界をカメラを通してもっと見てみたい」

無人島を去る日には自分が一生をかけて本当にやりたいことが明確になり、学生時代からずっと自分の中にあった「このままではいけない」というモヤモヤが初めて小さくなっていくのを感じました。


アラスカから帰国後は無人島で出会ったクマや野生動物の素晴らしさをもっと見つめたいと埼玉から北海道へ移住。

北海道でサラリーマンをしながら仕事の合間や休日を利用して道内の動物たちや雄大な景色、旅先で出会った人々など自分の撮りたいと思う被写体を撮影する日々を送ることに。

北海道の雄大な自然や気持ちのいい道産子の人たちに囲まれた生活は本当に楽しく、素のままの自分でいられる最高の毎日でした。

道内各地を泊まりながら回るドライバーの仕事を1年程していると腰を据えてじっくり撮影したい素晴らしい被写体が次から次へと目に入り、仕事の合間や休日だけなくもっと自由に撮影できる方法はないか考えるように。

そんな中、今までは無意識に考えていた「写真を撮り続けられる人=プロの写真家」ではなく、パソコンを片手に世界を自由に旅している人の存在をネットで知り、相手の迷惑も考えず自分の気持ちや叶えたい生活を長文のメールで一方的に相談。

相手からは見ず知らずの自分に対して本当に丁寧な返信を頂き、返事の中にあった写真に加え自分のライフスタイルも発信する「写真+α」の世界を目指すため、その人のやっているサイト運営を学ぶことをその日のうちに決意。

それからは仕事の合間や休みの日を利用してひたすらパソコン画面に向かいサイト作成を続ける生活を送ることに。

サイト運営は成果が出るまでに時間がかかることを頭では分かっていても結果が出ない目の前の現実に心が折れ始め、次第にサイト作成のモチベーションも下がり惰性でパソコン画面に向かう生活を送ること1年。

サラリーマンとして働いているため生活に困ることはなく、サイト作成を辞めて休みの日に北海道を撮影する今の生活を続けるのも悪くないと思う一方、このままサイト作成を辞めれば現実から逃げ続けた以前の自分に逆戻りし、自分が本当に叶えたい自由に撮影を続けられる生活は一生手に入らない。

意志の弱い自分は中途半端にサラリーマンを続けながらサイト作成を続けていたら一生結果は出せないと北海道の楽しい生活を強制的に終了。

自分を追い込むためにも北海道の仕事を辞めてアパートも引き払い車も売却。

実家の埼玉へ荷物一式を送り、その足ですぐにタイのチェンマイへ出国しました。

タイでの3ヶ月間はひたすらサイト作成だけに取り組み、帰国後に初めて発生した報酬が少しづつ増えていき何とか自分一人で生活できる状態になりました。

その後もフリーランスとしてサイト運営をしながら大好きな撮影旅行を続ける中、コロナをきっかけに世の中で何が起きてもおかしくないことを身をもって体験した2020年。

40歳手前という年齢もあり現在は自分のやりたいことをできる時にやっておこうと2021年3月に【車中泊で日本一周ひとり旅】へ出発。

定期的に自宅へ帰りながら車中泊旅を続け2023年9月に47都道府県全てを回りひとまず【車中泊で日本一周ひとり旅】は完結。

これから訪れてみたい場所や経験してみたい世界が日本国内や世界各地にあり今後どのような道へ進んでいくのか自分でもよく分かりませんが、最後の瞬間に「楽しい人生だった」と思えるように1日1日を大切に、そして楽しみながら過ごしていきたいと思います。

フォトロマ マサユキ

サイト運営者マサユキ
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