【車中泊で日本一周ひとり旅】で訪れた熊本県。
人生で初めてみた阿蘇山火口の様子や広大な牧草地と放牧された馬を楽しめる草千里ヶ浜、円錐型の面白い形をした
米塚を紹介します。
熊本の阿蘇山エリアを観光予定の人は参考にしてみて下さい。
阿蘇山観光|阿蘇山火口


まずは阿蘇山の麓にある南阿蘇から阿蘇山の火口を目指し出発。
阿蘇山は火口だけでなく火口に至る阿蘇パノラマラインでも素晴らしい景色を楽しむことができます。







高台にバイクで来て景色を楽しんでいる方がいました(写真左下)
本当に気持ちよさそうでした。


放牧されている馬や牛、運良くアナグマにも出会うことができました。






阿蘇山を訪れる時期によっては山に咲く花々も楽しむことができ、阿蘇山を背景に咲くピンク色の花はミヤマキリシマというツツジの花。




阿蘇パノラマラインの突き当たりを右折。


最初は雲に見えていた白いものは阿蘇山の火口から立ち上る煙のようです。


阿蘇山の火口手前に阿蘇山上ターミナルの大きな駐車場があります。






阿蘇山上ターミナルには警察の派出所もあります(阿蘇警察署 阿蘇山上警備派出所)


この先の阿蘇山公園有料道路を進むと阿蘇山の火口まで行くことができます。




阿蘇山の火口へ向けて進むと火山ガスの文字も出てきます。


間違えて有料道路に入った時は右折して出ることができます。


そのまま道なりに直進すると料金所があり通行料を支払い(現金のみ)


目の前の阿蘇山からは凄い煙が出ています。


阿蘇山の火口へ至る途中の道には噴火に備えたシェルターも設置されています。




中岳第一火口で地球の息吹を体感!
中岳第一火口は、世界で最も火山活動が活発な火口の1つです。地下のマグマだまりから供給される火山ガスやマグマの量によって、湯だまりから土砂噴出、火口底の赤熱、ストロンボリ式噴火、マグマ水蒸気爆発まで、プロセスが進む度に火口の様子は一変します。活動がもっとも穏やかな湯だまりの状態でも、火口湖には約60℃でpHが1~0の強酸性のお湯をたたえ、火口からは毎日1,000トン程度の二酸化硫黄などの火山ガスを放出しています。
火口周辺では、常時二酸化硫黄のガス濃度を監視し、来訪者の安全を確保しています。また、火口の地下では、供給される火山ガスやマグマの量に応じた、火山体の膨張や火山性地震・微動などが観測されており、火山活動の監視や火山研究が行われています。この火口は地球の息吹を感じられる場所であり、火山研究と火山防災の取り組みの最前線でもあります。
有料道路には車だけでなく自転車も通っているので注意が必要です。


阿蘇山の火口付近にある駐車場の阿蘇山火口避難休憩所駐車場へ到着。




阿蘇山の火口に近づくと他の地域では見ることができない火口付近ならではの標識が目に入ります。




阿蘇山の火口付近には噴火に備え沢山のシェルターが設置されています。




シェルター内にはヘルメットも用意されており噴火時のことを考えると少し緊張します…


先ほど車内から見えた白い煙は目の前の阿蘇山火口からたちのぼる噴煙だったようで、一度目にすると目が離せなくなる不思議な光景です。




阿蘇山の火口には沢山の観光客が訪れており楽しそうに見学されている方もいますが、個人的にはいまにも噴火しそうな雰囲気でかなり怖い…




上空でヘリコプターが飛んでいますが火口を見るクルージングなどもあるようですが、阿蘇山が噴火した時は目の前にある大きな岩も飛んでくるようです。


よく言われることですが自然は美しいだけでなく怖い存在でもあるようです。


阿蘇山火口までシャトルバスも運行されており阿蘇山上ターミナルから火口までバスで来ることもできます。


阿蘇山の火口から下山する途中にある砂千里ヶ浜駐車場へ寄り道。


噴火の影響なのか看板がボロボロになっています。




阿蘇山は現在も活動する活火山ですが山は登山者に開放されており、麓の遊歩道を歩く人の姿や阿蘇山の上まで登る登山者の姿も見かけます。








阿蘇山の火口を下山し帰りの料金所はそのまま通過するだけ。


道路の標識に従い出口を通過し道なりに進むと最初に車を駐車した阿蘇山上ターミナルの駐車場に出て阿蘇山の火口散策は終了。




阿蘇山観光|草千里ヶ浜


阿蘇山の火口へ行く時には右折した阿蘇パノラマラインの突き当たり。


草千里ヶ浜へ行く時は突き当たりを右折せず左折して一本道を直進。


しばらく進むと右手に大きな駐車場が現れ車を駐車。




駐車場前の阿蘇パノラマラインを横切るとすぐ目の前は草千里ヶ浜。


ドローンやペットの持ち込みは禁止されています。




牧草地が一面に広がる草千里ヶ浜ですが朝霧で周囲が霞んでいます。


多くの人が歩き牧草地が傷まないよう地面には牧草地保護の通路も設置されています。


朝霧の中を目を凝らして見ると放牧されている馬のシルエットが。


標高約1,100mの高さにある草千里ヶ浜に太陽がのぼり朝霧が晴れると一面の牧草地とのんびり過ごす放牧された馬たちが目の前に。


一定の距離感を持つことは必要ですが牧草地に放牧されている馬たちとのんびり撮影タイム。








早朝は空いていた駐車場もほぼ満車になっており、その先には噴煙をあげる阿蘇山の火口も見えます。


駐車場にはビジターセンターも併設されています。








阿蘇山火口から車で5分程の場所にある草千里ヶ浜は阿蘇山火口と一緒に観光を楽しめます。




阿蘇山観光|米塚


草千里ヶ浜を出発し途中にある面白い看板を見ながら阿蘇パノラマラインをさらに進むと目の前に現れた緑に覆われた円錐形の山。






円錐型の面白い形の山は「米塚」


3,000年前に噴火した火山で山頂の窪みは噴火の名残となり、阿蘇山と違い穏やかな雰囲気の火山です。


米塚や草千里ヶ浜など阿蘇パノラマラインには面白いものが多くあり、車で走っているだけで楽しくなる道です。
米塚を出発し阿蘇パノラマラインを進むと放牧されている馬や牛を眺めながら先へ。












阿蘇パノラマラインをさらに進むと道の駅阿蘇に到着。


大人気の道の駅でお弁当の充実度が凄い










景色だけでなく美味しいご飯も楽しめる阿蘇山の観光です。