車中泊の日本一周旅中に訪れた北海道のえりも町にある百人浜オートキャンプ場
実際にキャンプ場を訪れ利用した時の流れやキャンプ場内の様子、温泉や襟裳岬などキャンプ場周辺の様子に加え、ネット上で少し気になった心霊情報などを紹介します。
これから北海道の道南地方で旅行やキャンプを考えている人は参考にしてみて下さい。
北海道の百人浜オートキャンプ場|場所・アクセス


百人浜オートキャンプ場は襟裳岬の近くにある北海道の道南にあるキャンプ場。


私は日本一周の途中に苫小牧方面から百人浜オートキャンプ場へ車で向かいました。


キャンプ場までの行き方は道路上に百人浜オートキャンプ場の看板が出ているので安心です。


看板に従い道を進んでいくと入り口に大きなゲートのある百人浜オートキャンプ場へ到着します。


百人浜オートキャンプ場は周辺にお店がないため、キャンプ場へ訪れる際は近くのえりも町市街地にあるセイコマートやセブンイレブンなどのコンビニで事前に必要な食材などを用意しておくことをおすすめします。


百人浜オートキャンプ場は春から秋にかけての季節限定のキャンプ場になります。


利用する際は百人浜オートキャンプ場の公式サイトなどを事前に確認しておくことをお勧めします。
北海道の百人浜オートキャンプ場|利用する時の流れ


百人浜オートキャンプ場に到着後はスタッフの方がいる管理棟の建物へ行き申し込み手続き。




支払いは現金のみに対応しており、受付時にキャンプ場のゴミ出しやトイレなどの利用方法もしっかり説明してもらえます。



当日はスタッフの方がとても丁寧に対応してくれました。
私のように百人浜オートキャンプ場を初めて利用する人も安心です。
キャンプ場の利用中は車の見える場所に受付時に貰った利用券をかけておきます。




北海道の百人浜オートキャンプ場|場内や周辺の様子(温泉、襟裳岬、百人浜展望台)


百人浜オートキャンプ場の全体図。


最初に申し込み手続きをする管理棟の建物前にはバイクの駐輪スペースや駐車場があります。


駐車場には30台以上の駐車スペースがあります。


キャンプ場内のスペースには十分な余裕がありテントも間隔をあけて好きな場所に張ることができます。




オートサイトはテント脇まで車を乗り入れることができます。


電源も用意されています。


テントサイトの中にはペットと一緒に泊まれるオートサイトも用意されています。


キャンプ場内には炊事場もあり調理や食後の洗い物なども快適に行うことができます。




調理場以外にも管理棟内には掃除の行き届いたトイレもあります。













トイレの近い私も安心して夜を過ごせました
管理棟内にはトイレ以外にもシャワー室やコインランドリーも用意されています。




とまべつ憩いの湯ちゃっぷ
シャワーだけでなくゆっくり湯船に浸かりたい人はキャンプ場から歩いて2〜3分の場所にある「とまべつ憩いの湯ちゃっぷ」がおすすめです。








とても良い雰囲気の温泉施設で立派な休憩室もあるため入浴後ものんびりくつろげます。







美味しい麦茶も置いてありました




マッサージチェアもあります。


昔祖母が作っていた懐かしい手作りのゴミ箱もありました。







とまべつ憩いの湯ちゃっぷ周辺ではヘビも出るようなので注意して下さい。


襟裳岬
キャンプ場からは温泉以外に車で10分ほど行くと日本有数の強風地帯や森進一さんの歌で全国的にも知られている襟裳岬へ行くことができます。










襟裳岬は断崖からの絶景だけでなく、襟裳岬灯台や襟裳岬が国内最大の生息地であるゼニガタアザラシにも出会うこともできます。


襟裳岬灯台






ゼニガタアザラシ




朝早くに行くと昆布漁や通りで昆布を干す様子など、面白い光景に出会うことができます。










キャンプ場の近くにある百人浜展望台では階段を上がっていくと周囲に広がる日高山脈の山々や百人浜の海岸線などを360度の大パノラマで眺めることができます。




















北海道の百人浜オートキャンプ場は心霊スポット?


最後は少し余談ですが、百人浜オートキャンプ場についてネットで調べている時にサジェストで表示される「心霊」というキーワード。





私は何も知らず呑気に宿泊していたのでキャンプ場を利用した時は特に変わった体験もしませんでしたが…
これが心霊の理由か分かりませんが、えりも町役場のサイトには百人浜について次のような説明が記載されています。


襟裳岬から十勝方面に約10キロメートル続く砂浜「百人浜」は、その美しさとは逆に悲しい言い伝えが残されています。
その昔、海の難所として知られる襟裳岬周辺海域で、南部落の大型船が遭難し多くの水死体がこの浜に打ち上げられ、わずかばかりの生き残った人も、飢えと寒さで亡くなったというもの。その数が100人にもなったため名付けられたといいます。
海の難所だった襟裳岬周辺。
大型船が遭難した時に亡くなら多くの人が浜に打ち上げられ、その人数が百人にも上ったことから「百人浜」になったとのこと。
これが「心霊」の原因なのか鈍感な私には分かりませんが、怖い思いも全くせずとても快適に過ごすことができた百人浜オートキャンプ場。
北海道の道南エリアでキャンプや車中泊を考えている人はぜひ利用してみて下さい。