前日の旅行
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釧路ロイヤルインで朝食
釧路ロイヤルインの朝食は建物10階にある会場で自由に好きなものを取るビュッフェスタイル。
入り口で使い捨てのビニール手袋や消毒液も設置されておりコロナ対策もしっかりしています。
メニューには私の大好きなカレーや焼きたてのパンがあり、ついつい欲張りたくさん取ってしまいます。
貧乏性の性格から動けなくなるほどお腹いっぱい食べ何とか部屋に戻り撮影の準備をして出発。
スタバ 釧路鶴見橋店
朝食でお腹いっぱいになりましたがカフェインは別腹。
これから向かう釧路湿原へ行く途中にスタバがあり寄っていくことに。
2階建になっている釧路鶴見橋店のスタバに到着すると開店直後ということもありほとんど人もおらず自由に店内を散策。
2階からの眺めは本当に素晴らしく、こんな場所が家の近くにあれば最高だと釧路の人が羨ましくなります。
店内から見える綺麗な朝日を眺めながらゆっくりコーヒーを飲み釧路湿原へ向けて出発。
スタバから5分ほど車を走らせると食事中のエゾシカがおり、羨ましい環境あるスタバだと改めて実感。
釧路市湿原展望台
スタバを出た後は釧路湿原道路を進み釧路湿原をフラフラとドライブしていると通りに大きな茶色い建物があり寄ってみることに。
釧路湿原を一望できる「釧路市湿原展望台」でということで、入館料480円を支払い入館。
1階は無料で入れるようですが展望台を含めた2階以上は有料スペースになっているようです。
私が行った12月初め頃は草木も枯れ雪も降っていない中途半端な時期のためなのか、正直に言うと屋上からの眺めはそれほどすごいとは思いませんでした(スイマセン)
ただ釧路湿原の動植物や歴史を分かりやすく紹介した館内の展示物は充実しており、下手に展望台だけをアピールするより施設名に「博物館」などを入れた方がしっくりくると余計なことを考えました。
建物のすぐ横には遊歩道もあり無料でも十分楽しめる施設になっています。
鶴見台でタンチョウをゆっくり愛でる
釧路市湿原展望台を出た後は釧路湿原沿いの道を北進。
途中に立派な角を持った雄鹿を見つけましたが個人宅の敷地内で当分動く様子もないため撮影は断念。
野生動物は当然こちらの思っている通りに動いてくれませんが、そこがまた野生動物を撮影する面白さでもあります。
しばらく進むと多くのタンチョウが集まっている場所があり近くの駐車場に車を停めて行ってみると「鶴見台」というタンチョウを観察できる有名なスポットのようです。
時間帯が早かったこともあるのか私以外にタンチョウを見ている人は2人しかおらず、ゆっくりとタンチョウを見ることができました。
この鶴見台は元々タンチョウたちの給餌場で付近にある学校の生徒や先生が給餌したことが始まりとなっているようです。
現在は近くに住む渡部トメ氏が給餌を続けているようですが、鶴見台のすぐ横に個人宅がありましたがその家が渡部さんの家なのでしょうか…
家にいれば話を聞きたかったですが個人のお宅なのであまりジロジロ見ても悪いと思い在宅かどうか分かりませんでした。
タンチョウの観察時期は11月〜3月となっており、給餌時間は朝と午後2時30分頃に行われているようです。
私が行った時は20羽ほどのタンチョウがいましたが、ピーク時には200羽ほどのタンチョウがいるようです。
駐車場もあり観察場所まで大きな段差もないため足の不自由な方も無理なくアクセスすることができます。
釧路でタンチョウを必ず見たい人にはおすすめのスポットです。
鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ
鶴見台でタンチョウを見た後はそのまま北進し鶴居村の中心地へ。
「鶴居村」というこんなに分かりやすく綺麗な名前の村は日本全国を探しても多くなさそうです。
Googleマップを見ると鶴居村の中心地から少し外れた場所に「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」という魅惑的な名称の施設があり寄ってみるとことに。
鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリは名前の通りタンチョウの生息地になっているようで、現在は日本野鳥の会が運営をしてるようです。
元々はこの場所で酪農を行いながらタンチョウの給餌や観察などタンチョウの保護に長年関わってきた伊藤良孝氏(故人)の活動が元になっているようで、施設の名称にも伊藤氏の名前が付けられています。
私が行った時は二羽のタンチョウがおり撮影していると三羽のタンチョウがどこからともなく飛んできました。
この日は本当に風が強くじっとしていると体が芯から冷えてくるため、目の前のタンチョウを撮影したい気持ちと早く車に戻り温まりたい気持ちを1時間ほど格闘させ撮影を終了。
どこに行ってもタンチョウに出会える釧路湿原。
他の場所では味わうことのできない経験ができる貴重な場所です。
放牧の馬を撮影
釧路湿原の北に位置する鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリまで来たので今度は釧路湿原に沿って南西に移動。
道なりに走っていると遠くに放牧されている馬の姿を発見。
近くまで寄ろうとしますがこの地域も釧路湿原のエリアなのか足場が湿地でぬかるんでおり、撮影できる距離までは近ずけず遠くから馬を眺めるだけに。
遠くらでも分かるがっしりとした体が道産子の馬という印象です。
様々な動物に出会える北海道の道路はやっぱり面白い!
コッタロ湿原展望台
釧路湿原沿いの道を進むと通行止めの標識が。
このまま進めば通行止めになると分かっていても自分の目で確認するまで納得できない性格でしばらく道なりに進むことに。
しばらく走ると右手にコッタロ湿原展望台があり、通行止めもなくこのまま進めそうな雰囲気でしたが間もなく通行止めのバリケードがあり進めないことが判明。
最初から行けないことは分かっていましたが自分の目で見るまではどうしても進んでしまいます…
目の前を流れている川は釧路川でカヌーで下ることができるようです。
寒い冬は大変そうですが夏の晴れた日に釧路川を下れば気持ちよさそうです。
標茶町博物館「ニタイ・ト」
来た道を戻り大きく迂回して国道391号線へ。
釧路湿原を眺めながら進むと標茶町博物館の看板を発見し寄ってみることに。
何となく寄った博物館でしたが、これが大正解の博物館でした。
2018年に施設移転し新しくなった建物外観は新しく、町営ということもあるのか入館料は220円とありがたい料金設定。
さらに入館時に2種類から1つのクリアファイルまでもらえます。
普通の観光施設なら220円以上しそうな立派なクリアファイルです
料金設定だけでなく展示内容が本当に面白く、展示スペースや今まで見てきた博物館の中でも
そもそも面白い博物館名の「ニ・タイト」ですが、アイヌ語で「ニタイ=森」「ト=湖」という意味らしく、展示内容にも標茶町のアイヌ文化が時系列に沿って詳しく紹介されています。
展示内容の写真を見ていると数十年前まで観光客に見せるための祭事ではなく、生活に根ざした祭事がアイヌの人達の間で行われていたことを実感できます。
また標茶町を含めた北海道東部には縄文文化とは別の北方文化に影響した文化が残されており、現在は立ち入れない場所もあるようですが今でもその遺跡後が残されている写真を見た時は驚きました。
映画「森と湖の祭り」のロケ地である塘路地域の人々と一緒に写った若かりし頃の高倉健さんの写真を見れたのも嬉しかったです。
小説を読んだことがなかったので読んでみようと思います。
私は恥ずかしながら知りませんでしたが標茶町を中心に北海道東部の昆虫研究をされた飯島一雄さんという方がおり、膨大な昆虫標本が「飯島コレクション」として展示されています。
昆虫好きの人はこの展示スペースを見るだけでも行く価値はある博物館だと思います。
迫力あるヒグマやエゾシカの剥製が展示された標茶町の自然や建物の吹き抜けに展示された屋内バードウォッチングコーナーなど工夫された展示物は本当に面白いです。
全体の展示スペースはそれほど大きい博物館ではないと思いますが、しっかり楽しむには半日必要な充実した博物館だと思います。
近くへ行った人はぜひ立ち寄ってみて下さい。
旧北海道集治監釧路分監本館
標茶町博物館「ニタイ・ト」は背景の森や目の前に広がる塘路湖など周辺環境も素晴らしく、博物館を楽しんだ後は周辺を散歩するのもおすすめです。
私も博物館を楽しんだ後は周辺をフラフラしましたが、博物館の隣に洋館風の建物があり寄ってみることに。
この建物は明治に建てられ終戦まで使用されていた「北海道集治監釧路分監 本館 」という刑務所で、終戦後は農業学校として利用され現在は北海道遺産に選定された建物となります。
入館は無料で開館期間は5/1〜10/31のため残念ながら私が行った時は閉まっていましたが、先ほどの標茶町博物館の受付に言えば入館できるようなので今度来た時は寄ってみたいと思います。
釧路湿原道路で雄鹿を撮影
標茶町博物館「ニタイ・ト」が想像以上の充実ぶりで思いがけず長居をしてしまいました(あと2〜3時間は楽しめました…)
目の前の国道391号線を南下して行けば釧路まで戻れますが、このままホテルに戻るのは何となく消化不良。
タンチョウにも出会え満足はいかないものの撮影もできましたが、でもう少し綺麗な夕日も含めて撮影したいと思い釧路湿原周辺を車でフラフラとドライブ。
朝通った釧路湿原道路に戻り車を走らせていると立派な角を持った雄鹿を発見。
今朝見た雄鹿は私有地内にいのたで撮影できませんでしたが、今回は車を止めるスペースもありゆっくり撮影。
夕日を背景に湿地に生えている草を水を滴らせながら食べている雄鹿を撮影することができました。
スタバ 釧路鶴見橋店へ再訪
雄鹿の写真を撮影後は少し写欲が収まりホテルの方向へ。
途中に朝寄ったスタバの釧路鶴見橋店があり立ち寄るも、朝一に寄った時とは違い沢山の人で賑わっています。
店内でコーヒーを飲みながら周りの様子を眺めていると、夕暮れ後の店内で勉強をしている学生さんや仕事をしているサラリーマン、楽しそうに会話を楽しんでいる年配の方達など、それぞれの人が自分達の時間を楽しんでいる光景が見ていて心地良いです。
今日車で走った釧路湿原の光景を思い出しながら、そういえば今日の夕食は何を食べようと思いながら退店。
レストラン泉屋ソロ鳥取店で夕食のスパカツを堪能
スマホで調べると釧路のローカルフード?ソウルフード?として知られているスパカツで有名な泉屋があるのを発見。
以前に一度泉屋の本店に行きましたが繁華街の中にあった記憶があり暗い繁華街を車で走るのは嫌なので近くにある泉屋のソロ鳥取店へ行くことに。
到着するとスーパーアークスに併設された店舗で駐車場も広くゆったりできそうなのでテイクアウトではなく店舗内で食べることに。
店舗の入り口にある券売機でスパカツの普通盛りを注文。
夕食にはまだ少し早い時間のため店内には誰もおらず店舗の奥へ行きスパカツが出てくるのをゆっくり待つことに。
店内にはカウンター席もあり一人でも来やすいお店のレイアウトになっています。
店内を撮影しながら5分ほど待っていると黒い鉄板に盛られた熱々のスパカツが目の前に。
朝食を食べてから水分以外は口にしていなかったのでジュージュー音を立てる鉄板を目の前にすると急にお腹が空いていきます。
味は見て分かる通りミートソーススパゲッティの上にカツレツが載っておりまずいわけがありません。
鉄板で熱くなっていますが一刻も早く食べたいので口の中を軽く火傷しながら次々にスパカツを食べていき15分程で完食。
美味しい海の幸など釧路に来てから釧路名物を全く食べていませんでしたが、美味しいスパカツを食べて今更ながら釧路に来たことを実感してきます。
お腹いっぱいになった後はホテルに戻り写真や動画の撮影データを整理。
少し仕事をしてから就寝して北海道旅行5日目は終了。
翌日の旅行
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