道の駅厚岸グルメパーク
今朝は小雨の降るどんよりとした天気。
天気予報では1日このような天気のようです。
運転に気をつけ出発。
セブンイレブン 厚岸港町店で朝食
大好きなセイコマートは開店前だったので今朝はセブンイレブンで朝食を購入。
どこに行ってもコンビニがあり車中泊旅では本当に助かります。
昨日買った100均のカゴですが車内整理に役立ち重宝しています。
ありがたい厚岸大橋
昨日道の駅の高台から見えた厚岸大橋。
この厚岸大橋がなければ対岸へ渡るのに大きく迂回することに。
1つの橋があることで大きくショートカットできるとてもありがたい橋です。
愛冠岬を散策
厚岸大橋を渡りやって来たのは厚岸町にある愛冠岬駐車場。
駐車場に車を停め周辺を見渡すと歌の書かれた石碑と案内板を発見。
魅惑的な名前の「愛冠岬」ですが案内板をよく見ると愛冠岬の名前の由来も出ています。
”できそうもない困難を乗り越え愛の栄冠を得る”
そんな思いから名付けられた岬のようです。
朝の散歩にもちょうど良い距離のため岬までのんびり散策することに。
森の中をしばらく歩くと突然現れたアイカップ自然史博物館。
とても気になる博物館ですが開館前のようで入れず。
しばらく歩くと森を抜け視界が開けると左手の草むらにのんびりくつろいでいるエゾシカの群れを発見。
エゾシカの親子がのんびり過ごしているので遠巻きに撮影しながらそっとしておき先へ。
エゾシカの群れや朝露に濡れた綺麗な花々を片目に眺めつつ先へ。
道の突き当たりまで来ると愛冠岬へ到着。
愛冠岬の先には霞んでいますが小島と大黒島もうっすらと見えます。
愛冠岬の断崖絶壁から海岸線を眺めていると波に洗われているコンクリートの塊が見えます。
帯広の海岸線で見たトーチカにも見えますが何なのでしょう…
草原にいるエゾシカの親子を撮影していると1組の夫婦が歩いてこられ挨拶。
よく見ると昨日銭湯で偶然出会った男性の方でビックリ。
百名山に挑戦されている方で百名山達成まであと2山とのこと。
今回の北海道旅行も登山目的で会社の休みを利用して千葉から来たようです。
会社の休みを利用しながらの旅で現在までに20年程かけながら百名山に挑戦しているようですが、すごい良い旅の仕方をしていると羨ましく感じました。
皆さん自分の生活スタイルに合わせながら自分なりの旅を楽しんでいます。
ピリカウタ広場・ピリカウタ展望台で小島と大黒島を見学
愛冠岬から見えた小島と大黒島が少し気になったので島がよく見えるピリカウタ展望台へ。
花の咲いている展望台の階段を上がり展望台の中へ。
今日はあいにくの天気ですが螺旋階段を上がると周囲に遮るものが全くなく展望台からは想像以上の良い眺めで、先ほど愛冠岬から見えた小島と大黒島も見えます。
手前の小さな島である小島には以前は学校もあったようですが現在は昆布漁時期にだけ6軒ほどの漁家が生活しているとのこと。
奥に見える大きな島の大黒島は日本有数の海鳥繁殖地にもなっており、コシジロウミツバメの繁殖地としても有名で海岸部ではゼニガタアザラシも繁殖しているようです。
上陸してみたいですが大黒島は海鳥繁殖地として国の天然記念物と特別鳥獣保護区の指定を受けており上陸には許可が必要になっているようです。
小島と大黒島をゆっくり見学して満足したので出発。
道路沿いで出会った立派な牡鹿2頭
気持ちの良い山道を運転していると道路沿いに立派な角を持った雄鹿が2頭を発見。
凛々しい表情の牡鹿が1頭。
もう1頭の牡鹿は頭に飾りをつけたオシャレさんでこちらに頭の飾りを見せてくれるサービス精神も旺盛。
鹿も人間と同じように1頭1頭の表情や動きが違うのため見ているだけで面白い。
あやめヶ原 原生花園
朝早くに訪れたあやめヶ原 原生花園。
まだ閉まっているビジターセンターにはこの付近ではヒグマの目撃情報も多く熊鈴の貸し出しもしています。
早朝に来たので周りに人もおらずゆっくり散策できそうです。
ベアスプレーを再度確認しゲートの中へ。
あやめの時期は終わっているようですが野草や野の花がとても綺麗で、トレイルを歩いていると柵の中に馬がおり撮影。
やっぱり馬の優しい目はいつ見ても良い。
高台から馬を眺めるとトレイルは先に続いており行けるところまで行くことに。
トレイルの先端まで行くと高台があり先ほど展望台から見た小島と大黒島を眺めていると草むらの中から音が。
一瞬ヒグマかと緊張しましたが音の正体は草むらを颯爽と駆けていくエゾシカ。
ヒグマとの出会いはおあずけにして駐車場へ。
駐車場に戻ると車も増えており敷地内の綺麗なトイレを借りて出発。
さわやかエトピリカトイレ
敷地内にある琵琶瀬展望台から目の前の大湿原を一望。
湿原の反対側には太平洋が広がっています。
展望台の脇には坂口尚政巡査殉難慰霊碑と書かれた慰霊碑がります。
100年以上前の出来事のようですが囚人を護送中に遭遇した吹雪によって亡くなられた警察官の慰霊碑のようです。
厳しい自然環境の北海道。昔は囚人の護送も命懸けだったようです。
坂口尚政巡査殉難慰霊碑についてとても詳しく調べられ参考になるブログがありました。
奥琵琶瀬野鳥公園
展望台から見えた湿原が気になり寄り道した先の駐車場へ。
奥琵琶瀬野鳥公園という場所らしく電気柵を開けてからトレイルの中へ。
先ほど高台から見えた湿原は霧多布湿原だったようです。
トレイルを歩いているとサギの姿は見えますが訪れた時間が悪いのか野鳥の姿はあまり見えず。
トレイルから対岸をよく見ると動くものがあり、人間が来ないと分かっているのかエゾシカの群れがのんびり食事をしています。
トレイルからは先ほどまでいたさわやかエトピリカトイレの展望台も見えます。
のんびりトレイルを散をしてから出発。
霧多布湿原を走っていると周囲に視界を遮る高いものが無く平らな湿原を走っていることを実感します。
道路沿いに馬がいたので車を停車。
太平洋を背景にのんびり食事中の姿を撮影。
霧多布岬展望台駐車場
食事中の馬がいる場所から少し先にある霧多布岬展望台駐車場へ行き休憩。
目の前の草むらを見ていると凛々しい表情の黒猫が1頭おりしばらく観察。
草むらから出てきた黒猫の口にはネズミが咥えられておりこちらを警戒しつつ先ほどの馬と同じように食事タイム。
飼い猫とは違った逞しさを見せてくれた黒猫と別れ出発。
帯広で出会った黒猫といい、今回の北海道での車中泊旅では何かと黒猫と縁があるようです。
霧多布岬で出会った野生のラッコとカモメの親子
雨が降り始める中、楽しみにしていた目的地に到着。
この霧多布岬では野生のラッコに出会えるようで北海道旅の中で楽しみにしていました。
霧多布岬の先端へ向かっている途中にある湯沸岬灯台(とうぶつみさきとうだい)
設置されている看板の説明によると湯沸岬灯台は北海道で初めて小型で高光度の機器が使われた灯台のようで、灯台が建設された1950年代当時の先端技術が使われていたようです。
湯沸岬灯台は、霧多布港に出入りする船舶や、沿岸を航行する船舶の道しるべとするため、昭和5年(1930年)10月11日に点灯した旧浜中村所管の霧多布港灯柱に替わって、昭和26年(1951年)6月15日に海上保安庁が建設したもので、当時の北海道の灯台では初めて小型で高光度の機器が使われました。
現在は、これらの機器に変更はありませんが、沖合い約3キロメートルの岩礁(帆掛岩)への乗揚げ海難を防ぐため、危険区域を示す方向の光を赤色にしているほか、岩礁を直接照らすための照射灯を併設する工夫がなされています。
湯沸岬灯台の看板を過ぎるときりたっぷ岬の標識へ。
海をのぞいてみるとプカプカと海に浮いているラッコの姿が。
遠いため少し小さいですがお腹の上に子供もいるようです。
北太平洋の沿岸に生息しているラッコ。
霧多布岬周辺は日本国内でラッコを見られる貴重な場所になっているようです。
アラスカでもラッコを見ましたが生息している地域に関わらずどのラッコもとても可愛い。
霧多布岬の先端へ行くと鳥の声が大きくなり、よく見ると子育て中のカモメがいます。
この大雨の中で子育ては大変ですが子供が羽を大きく広げ羽ばたきの練習をしています。
少し距離は遠かったですが楽しみにしていた野生のラッコにも出会え楽しかった霧多布岬を出発。
霧多布温泉ゆうゆ
朝から降り続く雨で体も濡れたので温泉へ。
今日の温泉地は浜中町ふれあい交流保養センターの中にある霧多布温泉ゆうゆ。
いきなりルパンたちが出迎えてくれましたが施設のある浜中町はルパン三世の原作者であるモンキー・パンチ氏の生まれ故郷。
とても良いお湯で体も温まりましたがとても立派な施設で快適です。
道の駅スワン44ねむろ
とうとうやってきた北海道東端の根室市。
車中泊110日目は根室にある道の駅スワン44ねむろ。
訪れたのは7月半ですが水道から暖かいお湯で出てきてビックリ。
朝晩は冷えるのかもしれません。