日本一周の車中泊旅中に急な思いつきで立ち寄った100円ショップのダイソー。
旅の相棒である軽自動車のタントに100均アイテムで天井収納を自作した様子を紹介します。
「予算1,000円」「作業時間1時間」と私のような素人でも気軽にできる自作DIYのため、お金や手間をかけずに車内の天井収納を自作したい人は参考にして下さい。
タント|車中泊用の天井収納の材料・予算
タントの天井収納作成に購入した材料は天井収納の土台となるワイヤーネットにワイヤーネットを支える突っ張り棒、ネットと突っ張り棒を固定する結束バンド。
荷物の落下防止で後から追加購入した2種類の洗濯バサミ。
材料費に使った物をまとめると下記のようになります▼
- ワイヤーネット2枚:220円x2個=440円
- 突っ張り棒2本: 150円x2本=330円
- 結束バンドx1個:100円✕1個=110円
- 洗濯バサミ2セット:100円x2個=220円
合計:1,100円(税込)
タント|車中泊用の天井収納の設置・改良
天井収納の設置は詳しく説明するほど難しいものはなく、私が何か物を引っ掛けるフックとしてタントに差していたカーテンフックを利用。
結束バンドで固定した2枚のネットをハンガーフックに引っ掛ければあっという間に完成。
あとは出っ張った結束バンドを切るだけ。
自分でも驚くほど簡単に設置でき先ほど購入した突っ張り棒は2本使わず1本だけ使い完成とすることに。
実際に荷物を置くとこんな感じ。
ネットもたわむことはなくしっかり荷物を支えています。
ネットがメッシュタイプのためフックのあるライトや扇風機なども簡単にワイヤーネットへ掛けることができ、車内スペースの限られる軽自動車にはありがたい収納場所です。
運転席からミラーを見ても天井収納がミラーに映り込むこともほぼ無く、運転中の視界を遮ることもありません。
我ながら良くできた天井収納に満足し日本一周の旅を再開。
お世話になったダイソーを気分良く出発。
気分良く鼻歌を歌いながらドライブを楽しんでいると、道路の段差を通過した時に後部座席から何かが崩れ落ちる嫌な音が…
通りにあるイオンへ寄り車を駐車。
見たくない後部座席を確認するとネットの上の荷物は落下しハンガーフックからネットも外れ残念すぎる状態に…
そこで先ほどまで1本だけだった突っ張り棒を2本に増やし結束バンドでネットとしっかり固定し補強。
多少重い荷物を置いても動かない天井収納へと改良しました。
素人DIYの特権で細かい点は気にせず余っている結束バンドでガチガチに固定。
結束バンドの余った部分をカットすれば改良版の天井収納が完成。
天井収納の強度はひとまず良いとして、続いては荷物の落下防止対策としてイオンの中にある100均のセリアへ。
どういうタイプがいいのか分からないので2種類の洗濯バサミを購入。
荷物を置いた天井収納の前と後ろに洗濯バサミを挟めば荷物の落下防止対策も完成。
洗濯バサミは落下防止だけでなくフックとしても利用でき便利です。
タント|車中泊用の天井収納の活用方法
私は設置したタントの天井収納を車中泊旅が長くなるにつれ次第に溜まっていく洗濯物置き場として活用しています。
天井収納を設置するまでは旅中の全ての洗濯物を車の後部座席に置いており、温泉へ入る前など着替えを出す時はいつも後部座席を掻き分け苦労していましたが、天井収納を設置してからは衣類の場所が一目で分かるようになり着替えを探す手間もなくなりました。
ちなみに半乾きの洗濯物などは天井収納から洗濯バサミで吊るしておくと自然に乾き便利です。
身長180cm(座高90cm)のオジサンですが後部座席に座っても天井収納に頭は当たらず、頭上を気にせず利用することができます(天井の高いタントのおかげです)
そのため今まで通り後部座席に座ったまま仕事もできとても助かっています。
これは天井収納を設置した後に気付いた事ですが、 私は車中泊旅で寝る時は写真のようなマグネット式の目隠しカーテンを窓に設置し外からの視界を遮りプライベート空間を作っています。
設置した天井収納のネットは磁石につくためマグネット式の目隠しカーテンも細かい場所を気にせずネットに貼れるため、就寝準備の時間も短縮され車中泊旅がより快適になりました。
完全な素人DIYのため細かい点は多くの粗が目立ちますが簡単な天井収納が1つ出来ただけで車内で使えるスペースが大きく広がり車内で過ごす時間が驚くほど快適になりました。
1,000円ほどの予算と素人の私でも1時間ほどあれば特に苦労せず設置できた天井収納(最初から突っ張り棒の使用を強く推奨)
この記事が天井収納の自作を考えている人に少しでも参考になる部分があれば幸いです。