北海道稚内の白い道｜スタート地点までの行き方や白い道のノーカット映像を紹介

日本一周の車中泊旅で立ち寄った北海道の稚内にある「白い道」

白い道のスタート地点までの行き方や白い道を実際に走行した時のノーカット映像を紹介しているので、北海道観光で稚内を訪れる予定の人や白い道の様子が気になる人は参考にして下さい。

稚内の白い道とは？

日本最北端にある宗谷岬。

その南に広がる宗谷丘陵の中に約3km続く真っ白な「白い道」

この道に敷き詰められている白いものは稚内名産のホタテの貝殻。

2011年より敷き詰め始めたホタテの貝殻によって現在のような綺麗な白い道を楽しむことができます。

稚内の白い道｜スタート地点までの行き方・アクセス

白い道は星印の場所にあり稚内空港や宗谷岬など周囲との大まかな位置関係は地図の通りに。

稚内空港や稚内駅から白い道へ行く人は海岸線沿いの国道238号線を走り白い道へ向かいます。

今のところ白い道は一方通行ではないので国道から右折して白い道に入ることもできます。

ただし、地図を見てもらうと分かるように海を背にして白い道を走ることになるため下の写真のような目の前に広がる海を眺めながら白い道を走ることはできません。

写真のように目の前に広がる海を眺めながら白い道を走りたい人はナビの設定は「白い道」ではなく「宗谷岬」に設定。

宗谷岬経由で白い道を目指すことで写真のような海を背景にした白い道を楽しむことができます。

宗谷岬を経由して白い道のスタート地点へ行く時のルートは宗谷岬前の国道沿いに立ち並ぶ沢山のお土産屋さんやレストラン。

その建物裏にある坂道から白い道のスタート地点を目指します。

目印は坂道の手前にある公衆トイレ。

この公衆トイレ前の坂道を上っていきます。

坂道を上り切ると目の前に「白い道」の看板が出てきます。

あとは看板の案内に従い白い道を目指し進んでいくだけ。

途中に分かれ道もありますが曲がる方向も看板に出ているため迷うこともありません。

道路上にある看板に従いながら白い道を目指しますが、途中の道も白い道に負けないほどの素晴らしい景色が広がっています。

なだらかな丘陵が広がる宗谷丘陵。

氷河期の地盤凍結と融解の繰り返しにより土がゆっくりと動くことでつくられた「周氷河地形」と呼ばれる地形で北海道遺産にも指定されています。

北海道の広大な景色に点在する巨大な風車や海を背景に広がる広大な牧草地など、北海道ならではの景色も楽しむことができます。

途中の景色も楽しみながら看板の示す方向へ進んでいくと最後の案内板を通過。

一本道の坂道を上っていくと目の前の道が白くなり白い道のスタート地点に到着。

稚内の白い道を運転する時の注意点

白い道を走る時は次の5点に気をつけながら運転して下さい。

1.酪農家のトラック・重機に注意

白い道に向かう途中の地域では酪農をやられている方も多くいるため大きな重機やトラックなどとすれ違うこともあります。

運転する時は邪魔にならないよう気をつけて下さい。

2.通行人に注意

白い道は散策路にもなっており歩いている方もいます。

白い道は道幅もそれほど広くないので運転する際は十分気をつけて下さい。

3.すれ違い車両に注意

白い道は一方通行ではないため前方からも車やバイクがやってきます。

お互い譲り合いながら事故に気をつけ運転して下さい。

4.立入禁止エリアに注意

両側通行の白い道には途中に待避所も用意されていますが、周囲の牧草地は私有地になっています。

私有地部分は立入禁止なので注意して下さい。

5.白い道を終えた後の住宅街に注意

3kmほどの白い道が終わると普通のアスファルトの道路に戻ります。

坂道を下って行くと住宅地があり飛び出しなどもあるので運転に注意して下さい。

稚内の白い道｜スタート地点〜ゴール地点までのノーカット走行映像

白い道を何度も楽しめるように白い道のスタート地点からゴール地点までの映像をまとめました。

白い道の様子が気になる人は参考にして下さい。

まとめ

北海道の稚内にある「白い道」について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

宗谷岬で偶然道を尋ねてきた女性から初めて存在を知った稚内の「白い道」

女性に道を尋ねられなければ白い道に来ることもなく、素敵な景色に出会うこともありませんでした。

道を尋ねてくれた女性に感謝しつつ、この記事が白い道を訪れる人に少しでも参考になれば幸いです。