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【辛い職場の人間関係】転職前にやった改善方法と自分を守るためにやった事

マサユキ

プロフィールでも紹介しているように、私は今ままでに転職を10回以上経験してきました。

営業
大工
税理士事務所
トラックドライバー
介護職員
経理
工場 etc…

転職理由には引越しのような仕方のない理由もありましたが、職場の人間関係によるものも多くありました。
この記事では職場の人間関係を理由に転職を繰り返した私が、転職前にやった辛い人間関係の改善方法と自分を守るためにやった取り組みについて紹介しています。
転職を10回以上繰り返した人の記事なので説得力はありませんが、今の職場で辛い人間関係に苦みながら転職を考えている人は、ぜひ参考にしてみて下さい。

転職を10回以上繰り返しサラリーマンを辞めた私ですが今でも人間関係を築くことは苦手なままです。
そんな私ですがサラリーマンを辞めた今では何とか自分1人が生活できるようにはなりました。
それぞれの人によって状況は異なり私では想像できないほど辛い経験をされている人も沢山いると思いますが、今の会社で辛い思いをしている人は自分が譲れない「大切なもの」を選択し決断さえすればいつでも今の状況を変えられることだけは頭に入れておいて下さい。
必要以上に自分を追い込む必要は全くありません。

目次(クリックでジャンプ)

転職を繰り返すほど職場の人間関係が辛い理由

元々人間関係を築くことが苦手だった

これを言ってしまうと元も子もありませんが、社会人になる以前から周囲の人と人間関係を築くことが大の苦手でした。

自由に行動できる大学時代は好きでしたが決められた中で人間関係を築きながら生活する小・中・高校時代は本当に辛く、高校生の時には不登校も経験しました。

人間の基本的な部分が急に変わることはなく、社会人になっても周囲の同期や先輩とうまく話す事ができず、どのように人間関係を築けばいいのか苦しんでいました。

苦手な上司がいた

自分の苦手な上司が職場にいることで辛い人間関係に苦しみました。

  • 1日中一言も喋らない上司
  • 挨拶をしても無視する上司
  • みんなの前で部下を怒鳴り続ける上司

上司とは仕事をする上でどうしても接する必要があるため、自分と合わない上司が職場にいることで日々の仕事が本当に苦しく会社へ行くこと自体が辛いものになりました。

職場に逃げ場がなかった

従業員の少ない小さな会社で働いたことが原因で職場の人間関係に苦しんだことがあります。

規模の小さな会社では大企業にはないアットホームな雰囲気を味わえるメリットがある一方、自分に合わない人が職場にいると地獄のような日々になります。

大きな会社では自分と合わない人とあまり関わらずに働き続けることもできますが、小さな会社では自分と合わない人と職場で2人だけになることもよくあり、その時は職場に逃げ場所はなく、とにかく我慢し続けなければならない辛い時間となりました。

転職前に職場の人間関係を改善するためにやった事

主に自分の性格と上司、働く会社の規模が原因で辛くなった職場の人間関係ですが、いきなり転職をする前に職場の人間関係を改善するために次の3つのことをやるようにしていました。

大きな声で挨拶

仕事をする時に最も基本的なことですが、朝一番の挨拶を大きな声でするようにしました。

職場の人間関係に苦しんでいる時は会社へ行くこと自体が大きな苦痛となっており、何とかして会社に行かずに済む方法を毎日のように考えていました。

このような沈んだ気持ちで会社に着くため、自然と挨拶の声も小さくなります。

自分が逆の立場だったら分かるように、挨拶をされた人も暗い沈んだ声で挨拶されるより、気持ちよく挨拶された方が気分も良くなるものです。

正直、挨拶をしても返事をしてくれない上司の元で働いた経験もありますが、この時に大切なのは相手の反応は関係ないということです。

自分がしっかりと挨拶をして「自分はやるべきことをやった」と、自分自身が感じることが大切です。

挨拶をしても返してくれない上司に対しては「挨拶されても返せない人は、それまでの人」と考えるようにしていました。

無理に大きな声を出して挨拶する必要はありませんが、顔を合わせた時には気持ちよく挨拶をするだけでも、職場で苦しんでいる人間関係が今までと違ったものになるかもしれません。

感謝の気持ちを伝える

挨拶に引き続き基本的なことですが、職場の人間関係がうまくいかない時は感謝の気持ちを伝えることも意識しました。

仕事に慣れてくると様々なものが当たり前となり、自分のために動いてくれている人のことも見えにくくなります。

例えば上司が分からない仕事について教えてくれることもありますが、部下に仕事を教える事が上司の仕事と考えればそれまでですが、上司は自分のやるべき仕事の手を止めて仕事を教えてくれています。

上司から仕事を教えてもらった時にそのまま立ち去るのではなく一言「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えるだけで、仕事を教えた上司の気持ちも違ったものになります。

気持ちの良い挨拶と同様、感謝の気持ちを伝えられて嫌な気持ちになる人はいません。

本当に細かいことかもしれませんが、こういう細かいことの積み重ねが人間関係の悪くなるきっかけになるとサラリーマンを辞めた今だからこそ強く感じています。

自分が変わる努力

全ての原因を周囲の人のせいにしていては人間関係の問題を解決できないため、自分が直せる部分は直すよう意識しました。

私の性格には変なところにこだわる細かい部分があり、仕事をする時もきっちりやらなければ気が済まない事がよくありました。

しかし、仕事内容によってはスピードを最優先に求められることもあり、ある上司から「6割〜7割りの出来でいいから早く仕事をしろ」と言われました。

自分の中では締め切り期限に間に合っていたのでキッチリやってもいいと考えていましたが、上司に言われた通り早めに仕事をするようにやり方を変えたところ、少し険悪になっていた上司との関係が改善され、その後の仕事がやりやすくなった事があります。

全てを人に言われた通りにする必要はありませんが、自分の直せる(変えられる)部分を少し変えてみる事で、周囲との関係が変えられることもあります。

辛い職場の人間関係から自分を守るためにやった事

転職する前に職場の人間関係を改善することと並行して、あまりにも辛い職場の人間関係から自分自身を守る取り組みもしていました。

「仕事の人」と割り切る

仕事をする上で周囲の人との人間関係はもちろん大切ですが、自分が親しくしている友人と同じように接する必要はありません。

最初の頃は無理にでも職場の人と仲良くしようとしていましたが、途中からその無理によって自分自身が苦しくなりました。

言い方は悪いですが「仕事の人」と自分の中で割り切るわけですが、この気持ちの切り替えで「無理に仲良くしなくてもいい」と気持ちが楽になり、会社へ行くときの辛い気持ちが随分軽くなりました。

先ほど紹介した最低限の挨拶や感謝の気持ちは必要だと思いますが、職場で合わない人とは「仕事上で関わる人」と割り切る事で、職場の人間関係で自分を必要以上に追い込むことを防ぐことができます。

仕事以外の世界を持っておく

辛い人間関係の職場で働いていると仕事が終わった後や休みの日も頭から仕事のことが離れなくなります。

  • 明日もまた今日と同じように上司に怒鳴られながら仕事をするのか…
  • 今日の休みが終わったら挨拶も返さない上司と1週間過ごすのか…

辛い人間関係のことで常に頭が一杯の時は気持ちの余裕もなくなり、心も体を沈んだ状態になります(この状態を放置したことで軽いうつ病になり、結果的には1年ほど働けなくなった経験があります)

そのため辛い人間関係の職場で働いている時は意識して仕事以外の時間を作るようにしました。

仕事以外の時間は自分の趣味や好きな事でも何でも良いと思います。

  • ショッピングに出かける
  • 映画を見に行く
  • 友達とご飯を食べる
  • 家で大好きなアニメを1日見る

私は写真を撮る事が好きだったので仕事がない休みの日には必ず撮影に出かけるようにしていました。

仕事以外の時間を過ごす事で自分には「仕事以外の世界がある」ことを実感することで気持ちに余裕ができ、気持ちを切り替えて月曜日から仕事に行くことができました。

転職サイトを見る

職場の人間関係に苦しんでいる時は実際に転職するかどうかは別にして、転職サイトを見るようにしていました。

転職サイトを見ることで「世の中には自分の会社以外にもたくさんの会社がある」という、当たり前の事実を再確認することができます。

マサユキ

世の中には約17,000の職業と420万社を超える企業があるとされています

転職することが正しいかどうかは別にして「自分はいつでも今の環境を変えられること」を知っているだけで必要以上に自分を追い込まずに済みます。

辛い職場の人間関係にどうしても耐えられない人は…

ここまで紹介してきた職場の人間関係を改善する方法や自分自身を守る取り組みをしても、どうしても今の職場で働き続けることが難しい人もいます。

そのような人は働く環境を変える方法として、転職するのも1つの方法です。

しかし、昔に比べて転職に対するイメージが変わってきたとはいえ、今でも「転職=悪いこと・逃げ」など、マイナスイメージを持つ人も少なくありません。

実際に私も最初の転職をする時は自分が何かのレールから外れるようで本当に怖かったですが、その後の2回目の転職と10回目の転職をした時の気持ちはほとんど変化がありませんでした(良くないことかもしれませんが…)

10回の転職を経験する中で転職すること自体が問題ではなく、転職後の自分の働き方(生き方)が問題なのだと感じるようになりました。

結果論ですが、今考えると全ての職場が現在の自分にたどり着くために必要な職場であって、働いている当時は本当に辛かった職場の人間関係も今では当時の人たちに感謝できるようになりました。

それぞれの人によって状況も大きく異なりますが、今の職場に留まり働き続けることで学べることもあれば、転職後に新しい職場で働くことで学べることもきっとあるはずです。

実際に転職するかどうかはともかく、今の辛い人間関係の職場で働いている現在の状況をきっかけに、これからの自分の働き方や生き方についてじっくりと考えてみて下さい。

まとめ

職場の人間関係を理由に転職を繰りした私が、転職前にやった辛い人間関係の改善方法と自分を守るためにやった取り組みについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

転職を10回も繰り返した人の体験談なので参考にならない部分もあったと思いますが、起きている時間の半分近くを過ごすことになる仕事の時間は、誰にとっても「人生の大切な時間」であることは間違いありません。

この大切な時間をどう過ごすかによって人生の充実度も変わりますが、何回でも変えられる仕事と違い、あなたの体は1つだけです。

私のように様々なストレスで1年間働けない状態になり大切な時間を失わないためにも、自分の気持ちや体、これからの生き方などを考えながら、今の職場で働き続けるかどうかの判断をしてみて下さい。

この記事が辛い職場の人間関係で悩むあなたの気持ちを少しでも軽くするきっかけになれば、本当に嬉しく思います。

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この記事を書いた人

マサユキのアバター マサユキ 〜フォトロマ〜

脱サラ後サイト運営で生計を立てながら撮影放浪旅を続ける「フォトロマ」として活動中。現在は47都道府県を車中泊で回る【車中泊で日本一周ひとり旅】へ出発中

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