前日の車中泊旅(50日目)
【2022/07/04】
アクアイグニスを出発
カーテンの隙間から外を見ると朝から大雨。
車中泊させてもらったアクアイグニスの第二駐車場には私の他に車中泊をしたような車が数台あるのを確認し出発。
受付の方に車中泊する時(0時以降)は第二駐車場へ車を停めるように言われましたが第一駐車場には宿泊者の車なのか10台以上の車が停まっています。
ぷらっとパークEXPASA御在所のスタバで朝食
今日はこれから車の多い名古屋市内を通るため早めに朝食を食べることに。
通りに大好きなEXPASAの「あるぷらっとパークEXPASA御在所」があり寄ることに。
今回の旅で各地のEXPASAに寄り車中泊もさせてもらいましたがどこも快適で「いざとなったらEXPASAへ」というKWが自分の中でできました。
あるぷらっとパークEXPASA御在所も駐車場が広く車中泊するのも良さそうです。
施設内にスタバがあり朝一のコーヒーを購入。
昨日アクアイグニスのパン屋さんで購入し食べていなかったパンで朝食は完成。
お腹に食べ物を入れ落ち着いてから出発。
時間と共に雨が強くなっています。
エネオスで給油
ガソリンの残量が半分近くになったのでエネオスで早めに給油。
いつものようにエネキーで支払おうとするといつもあるタッチパネル付近にエネキーをかざす場所がなく給油後はスタッフのいる建物へ行きレジ前でエネキーを使い支払い。
今日は大雨なので屋根の下で給油・支払いをしてスムーズに出発できると思いましたが同じエネオスでも利用するガソリンスタンドによって支払い方法が微妙に異なるため戸惑うことがあります。
そう考えるとどこに行っても支払い方法が全て統一されているコンビニの便利さに改めて気付かされます。
佐布里緑と花のふれあい公園 (梅っ花そうり)
事故渋滞などに遭遇しながら名古屋市内を抜け知多半島へ。
今回の旅では行きに渥美半島を通り「伊良湖ー鳥羽」のフェリーを利用したので知多半島は初めて立ち寄る場所です。
知多半島を南下すると大きな池のある公園があり散歩がてら休憩することに。
今日は天気も悪く人も少ないため少し寂しい感じの公園ですが
池の周囲に遊歩道が張り巡らされ池を見ながら散歩すると気持ちよさそうです。
後で調べるとカヌー体験などもやっており園内の梅林が咲く季節には多くの人で賑わうようです。
フラッと立ち寄った場所で分かることや気づくことはたかが知れており、日本一周を終えた時も日本の表層のほんの一部を見たに過ぎないことを実感させられます。
新美南吉記念館
知多半島を南下し続け目的の新美南吉記念館に到着。
小学生の国語の時間に多くの人が触れたゴンギツネの作者として知られている新美南吉氏の記念館で、新美南吉の自筆原稿や
ゴンギツネの舞台を再現したジオラマなど子供でも十分楽しめる内容になっています。
個人的には新美南吉が日記に書いた一文が館内の随所に展示されており短い文ですがスッと頭に入り記憶に残る文章が多くありました。
館内にはゴンギツネのグッズを中心に売られている可愛らしいお土産屋さんもありお土産を購入。
子供の多い休日にはやっているのかワークショップをするスペースもあります。
館内を出た後は新美南吉が生前にプロレタリア文学で影響を受けたと言われる小林多喜二の『蟹工船』を久々に読み返したくなり読書。
平日の昼間にゆったりと記念館を楽しむことができ満足してお昼前に新美南吉記念館を出発。
地元民が集まるダフネ珈琲館で昼食
新美南吉記念館を出た後はお昼を食べようと通りにあった埼玉でもおなじみの「コメダ珈琲」へ寄ろうとしましたが記念館へ向かう時に凄く気になった「ダフネ珈琲館」へ行くことに。
お昼前ということもあり駐車場もほぼ満車で賑わっている様子。
店内は地元の人が集まりゆったりくつろいでおり私の大好きな雰囲気の喫茶店です。
名古屋では喫茶店のモーニング文化があると聞いていましたが、ありがたいことにモーニングは13時までやっており注文。
メニューを見て驚いたのがコーヒーのサイズに「サーバー」があり実際にサーバーに入れらたコーヒーが運ばれてくるの初めて見ると驚く反面、カフェイン中毒の私は小躍りしたくなるほど嬉しくテンションが上がります。
モーニングのサンドイッチも美味しく地元の人が集まる良い雰囲気の中で最高の昼食を食べ退店。
半田赤レンガ建物でビールの歴史を学ぶ
ダフネ珈琲館で美味しい昼食を食べた後は新美南吉記念館でセットのチケットを購入した半田赤レンガ建物へ。
到着すると立派な赤れんの建物が目の前に。
今回の旅では一昨日立ち寄った京都の舞鶴といい赤レンガの建物によく出会います。
この半田赤レンガ建物では当時の大手4大ビール(1.恵比寿ビール:東京、2.麒麟:神奈川、3.アサヒ:大阪、4.サッポロ:北海道)に次ぐ地位まで成長したカブトビールを製造。
有料展示スペースは撮影禁止ですがカブトビールを製造していた当時の赤れんが内の様子やビールの製造方法などが詳しく紹介されています。
現在のミツカンの前身となる株式会社中埜酢店(なかのすみせ)4代目・中埜又左衛門と敷島製パン創業者の盛田善平らによって始められたカブトビールですが、半田の地から世界に通じるビールを作っていこうとする熱い気持ちが展示物から感じられ見応えがあります。
無料の展示スペースでは明治前期に製造されていたビールラベルが展示されており、当時こんなにたくさんのビールが製造されていたことに驚きます。
赤レンガ建物の裏手には戦時中に機銃で撃たれた跡が残っておりビール製造当時の歴史を感じられます。
赤レンガ内にあるお土産屋さんでカブトビールを購入し出発。
本宮の湯
知多半島を楽しんだ後は山の上にある温泉「本宮の湯」へ。
ゆったりと湯に浸かり疲れを取った後は施設内のレストランで夕食。
久しぶりに食べたネギトロ丼。
夕食後は休憩室で休んだ後に車中泊地へ向けて出発。
道の駅もっくる新城で車中泊
車中泊地の「道の駅もっくる新城」に到着するとちょうどお店の閉店時間。
広い駐車場はトラックの休憩場にもなっているのか多くのトラックが停まっています。
トラックのエンジン音を聴きながら気づくと寝ており【車中泊で日本一周ひとり旅51日目】は終了。