今日の記録(車中泊58日目)
2023/04/13
【移動ルート・距離】
109km
道の駅 南えちぜん山海里で迎える寒い朝
一昨日の夜は暖かくもう寒さに関しては大丈夫だと思っていると、昨夜は日が沈むと寒くなり寝袋の中で温まるまで少し時間がかかりました。
季節の変わり目となるこの時期。
季節はもちろん車中泊する場所や天気によっても気温が大きく変わるので油断できません。
足元が暖まらないと寝にくいので出発間際に置いて行こうとした暖かい靴下2枚を持ってきてよかったです。
マクドナルド敦賀店で朝食
道の駅南えちぜん山海里の中にスタバがありますが開店が7時半のため一刻も早くカフェイン摂取したいため出発。
敦賀市内にある2階建ての素敵なマックで朝食。
店内にはエレベーターもありゴミ箱も自動で開くハイテク店舗です。
開店の7時過ぎに到着し空いている店内で朝食をゆっくり食べて仕事をしてから出発。
道の駅三方五湖
道の駅でお土産の干し大根と暑かったのでモナカのアイスを購入。
建物の2階にはバードウォッチングをするスペースもありますが時間が早いため開いておらず。
店内に福井県年縞博物館のポスターがあり「年縞(ねんこう)」という初めて目にする単語が気になり寄ってみることに。
福井県年縞博物館
到着して綺麗な建物のデザインに驚かされる福井県年縞博物館。
建物内に入ると四方をガラス張りにした明るい店内の中央には巨大(長過ぎる)年縞が展示されており館内を歩いているだけでワクワクさせてくれる博物館です。
ちなみに後で調べてみると福井県年縞博物館は公益財団法人 日本博物館協会が全国に約5,700施設ある博物館・美術館等から選ぶ「第2回日本博物館協会賞」に選ばれているようです。
博物館に立ち寄るきっかけになった聞き慣れない「年縞」という言葉ですが次のような意味となります。
長い年月の間に湖沼などに堆積した層が描く特徴的な縞模様の湖底堆積物」のことで、1年に1層形成されます。縞模様は季節によって違うものが堆積することで、明るい層と暗い層が交互に堆積することでできるものです。
引用:福井県年縞博物館HP
この年縞を見ることで地層の形状変化などから地震や津波などの自然災害があった年なども分かり地球の歴史を知る物差しにもなっています。
また展示されている年縞を採取した「三方五湖」のひとつである「水月湖」は
- 湖に直接流れ込む河川がない
- 湖底に生物が生息していない
- 断層活動から時間が経過しても埋まらない
など年縞が綺麗に保存される完璧な条件が整っており世界的に水月湖の年縞がスタンダードスケールとして採用しているとこと。
自分の知らない日本発の世界基準が多くあるようです。
この福井県年縞博物館は店内の展示を見るだけでも十分楽しめますが館内にいる学芸員の方?の説明がとても分かりやすく、私のように年縞について全く知らない人も楽しく年縞について学ぶことができます。
年縞につい興味が湧き館内で売られている書籍を購入してしまいました…
館内にあるQRコードを読み込むと詳しい説明を見ることができ年縞についてより深く学ぶことがでいます。
http://varve-museum.pref.fukui.lg.jp/qr_navi/?nid=105
http://varve-museum.pref.fukui.lg.jp/qr_navi/?nid=108
http://varve-museum.pref.fukui.lg.jp/qr_navi/?nid=114
年縞の調査は海外でも行われておりメキシコで行われた年縞調査の様子を紹介したコーナーがとても面白く映像を含めじっくり楽しみました。
館内にはカフェも併設されていますが時間が早く開いていませんでしたが三方五湖を眺めながら食事ができそうです。
福井県年縞博物館と同じ敷地内に若狭三方縄文博物館もあり訪問。
縄文時代の様子について学ぶことができますが福井県年縞博物館でエネルギーを若干使い果たしたことや館内に撮影禁止のスペースが多いことなどから30分ほどで退館。
お得なドラッグストアゲンキー梅街道店で昼食
博物館の近くにあるドラッグストアのゲンキーで昼食を購入。
関東ではあまり見ないゲンキーですが北陸を旅しているとよく目にするドラッグストアで商品も安くお弁当なども売っているので助かります。
三方五湖(みかたごこ)巡り
年縞博物館でスタッフの方から説明を受けて気になった三方五湖。
当初は今日中に京都まで行く予定でしたが福井県美浜町と若狭町にまたがる「三方湖、水月湖、菅湖、久々子湖、日向湖」の三方五湖を巡ることに。
車で運転していると目の前の景色がずっと霞んでおり調べてみると黄砂が飛んでいるとのこと。
東京でも観測されているようなので日本海側の福井では大量の黄砂が届いているようです。
霞んだ景色を眺めながら年縞博物館で購入した書籍に出ていたポイントを参考に三方五湖巡りを開始
五湖浦見大橋
三方五湖レインボーライン
人が多く通過(笑)
水月湖
年縞調査が行われた水月湖。
瀬戸駐車場
水月湖と三方湖の中間にある瀬戸駐車場へ。
湖で竿ではなく網を持っている人がおり話を聞かせてもらうとシラウオをとっているとのこと。
湖を回遊しているようなので来るのを網を構えて待っているようです。
福井梅発祥の地伊良積
福井県は梅が有名なようで福井梅発祥の地伊良積へ。
すぐ目の前に梅が売られておりお土産に2つ購入。
話の中で埼玉から来たことを伝えるとお姉さんが埼玉の越谷にいらっしゃるようで少し談笑。
日本海と棚田
日本海を眺めながら進んでいると綺麗な棚田があり車を止めて撮影。
背景に日本海があると何でも絵になってしまうので車を止める回数も多くなります。
濱の湯
3階にある見晴らしのいい温泉。
ジェットバスが痛い腰にあたりとても気持ち良い。
施設内にレストランもありおろしうどんを食べ休憩。
若狭湾を眺めながら休憩できるスペースもあり快適な温泉施設です。
道の駅若狭おばまで車中泊
道の駅若狭おばまへ到着。
世界でここしか買えないという若狭ふぐひれをお土産に購入。
昼間にゲンキーで購入したお菓子などを食べつつ【車中泊で日本一周ひとり旅58日目】は終了。