前日の旅行
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北こぶし知床ホテル&リゾートの早朝撮影
知床半島の撮影へ行くため5時に起床。
ボンヤリした頭で窓の外を眺めると昨夜は暗くて分からなかった素晴らしい景色が窓全体に広がっていました。
布団から目覚めてベッドの上から最初に撮影した写真がコチラ。
この景色を見た瞬間、今回の北海道旅行へきて良かったと素直に心から思えました。
あまりにも素晴らしい景色なので意味もなく同じような写真をパシャリ。
足が短くてほとんど写っていませんが、アラフォーのおじさんが張り切ってこんな写真を撮ってしまうほど美しい景色でもあります。
ホテルのすぐ裏はウトロ港なので漁に出る船も見られました。
この部屋で1ヶ月も生活をすれば素晴らしい景色も当たり前のものになると思いますが、寝る前に目にするものや目覚めた時に見る風景は人間を形作る何かに確実に影響があることを身をもって体験しました。
知床半島の早朝撮影
部屋からの景色を夢中で撮影していると気づけば6時前に。
急いで準備をしてホテルを出る時は6時を過ぎていました。
撮影地まで少し距離があるので野生動物を撮影するには完全に遅刻です。
野生動物を探しながら急いで知床半島を進んでいきますが、予報では雨だった天気も目の覚めるような快晴。
雨なら雨しか撮れない写真もありますが、やはり太陽が出ていると気持ちがいいものです。
途中、食事中のエゾシカの親子に遭遇。
エゾシカの親子にとっては食事中に黒い塊を自分達に向けてくる人間が鬱陶しい存在だろうと思いつつ素早く退散。
野生動物に出会えないまま気づくと知床公園線の一番奥にあるカムイワッカ湯の滝まで来ていました。
今回は北海道旅行前にベルボンのトラベル用小型三脚「UT-63II」を購入し持ってきています。
北海道旅行1日目に札幌の旭山記念公園で三脚を使った夜景撮影をする予定でしたが天気の関係で諦めたので、カムイワッカ湯の滝で初めて使うことに。
ベルボンUT-63IIを使って初めて撮影した写真がコチラ。
三脚を使っても写真が急にうまくならないことを再確認したので来た道を戻ることに…
熊の撮影で有名なイワオベツ川に架かる岩尾別橋に人がいたので話しを聞かせてもらうと、男性の方は3日前から熊の撮影に来ており昨日の夕方16時頃と今朝の5時半頃にクマが現れたとのこと。
今朝の5時半と言えばホテルの部屋から見える景色を夢中になって撮影していた時間で、何とも言えない気持ちに…
撮影中に色々とクマの話しを聞かせてもらい楽しい時間を過ごさせてもらいました。
ありがとうございます。
私もクマも見たり感じたい気持ちは強く持っており夢中になると周囲の状況が見えにくくなりますが、それ以前の最低限守るべきマナーはしっかり意識しておきたいと思います。
9月19日、岩尾別橋でクマ渋滞が発生しました。
— Bear Safety Shiretoko (@bear_shiretoko) September 19, 2020
車を停めたり、大勢の人が集まれば、交通の支障になります。
そして、無茶な駐車や停車は交通事故を引き起こす危険があります。
どうかお願いです。
クマを見る前に、周りを見てください。 pic.twitter.com/5e1erKvw4u
北こぶし知床ホテル&リゾートの朝食
ホテルレビューは次回にして岩尾別橋でおじさんと一緒にクマ待ちをしようかと気持ちが揺れましたが、ホテルレビューにはどうしても朝食の様子が欠かせません。
朝食会場の最終入場が8時半なので泣く泣くホテルへ向かうことに。
融通のきかない自分の性格が嫌になりますが、今回の北海道旅行を通して野生動物の撮影とホテルレビューの撮影は同時にやらないことを決意しました。
急いでホテルへ戻り朝食会場の西館2Fにある「波音」へ。
最終入場の時間ギリギリだったので座席はそれほど混んでいませんでしたが、景色の良い窓側の席はほぼ満席でした。
朝食は各自が好きな料理をとっていくビュッフェスタイル。
朝食に選んだメニューがコチラ。
相変わらずビュッフェスタイルで料理の選び方がよく分かりませんが、どれも本当においしく頂きました。
特にお姉さんが作ってくれたオムレツと出汁の効いたお茶漬けがおいしかったです。
食後は私の数少ない楽しみでもある甘いものもしっかり堪能。
朝食後は部屋へ戻り荷物を整理しつつ、退室前に窓からの素敵な景色をパシャリ。
明るくなったホテル内を一通り撮影してからチェックアウトしました。
北こぶし知床ホテル&リゾートは大切な人を連れてきたいと感じる本当に素敵なホテルでした。
こういう素敵なホテルにいつでも来られるような状態になるためにも、今まで以上に仕事を頑張ろうと思います。
知床自然センター
- 北海道斜里郡斜里町大字遠音別村字岩宇別531番地
- [ 開館時間 ]
- 夏期 / 4月20日~10月20日 8:00~17:30
- 冬期 / 10月21日~4月19日 9:00~16:00
- 休館日:年末年始・12月毎週水曜日
- >知床自然センター公式サイト
朝通った道を再び通り知床半島の撮影へ。
今度は戻る時間を気にせずゆっくりと進みました。
最初に向かったのは知床公園へ訪れる人の多くが立ち寄る知床自然センター。
今まではトイレを借りただけでゆっくりセンター内を見たことがなかったので今回はゆっくり見学。
知床自然センター内に入り左へ進むと4年前に来た時はなかったお洒落なカフェやショップがありました。
2019年5月に新しくオープンした「THE NORTH FACE/HELLEY HANSEN知床店」と「BARISTART COFFEE SHIRETOKO」のようで、センター内の雰囲気も明るく見えました。
カフェにはちょうど人がいなかったので何か食べようかと思いましたが、これから歩く予定なのでコーヒーだけ注文。
味音痴の私はセブンイレブンのコーヒーと味の違いをうまく説明できませんが「知床で飲むコーヒー」というだけでおいしく感じるのが不思議です。
センターの反対には企画展示やミニギャラリーもあり、知床について楽しみながら学ぶことができます。
クシャクシャですいませんが、2個買うと1個200円引になる知床財団オリジナルのエコバックもお土産に購入しました(2つで900円/税込み)
フレペの滝
知床自然センター内を一通り見た後はセンター裏から伸びている往復約2kmのフレペの滝遊歩道をトレッキング。
天気も良く私以外にもトレッキングを楽しんでいる人が多くいました。
ずっと車の運転をしていたので体を動かし汗をかくのが気持ちいい。
結局使わなかった小型三脚やカメラ2台を持っていたので鈍った体にはこたえましたが何とかフレペの滝へ到着。
フレペの滝を見ていて以前見たことがあるようなデジャブの感覚になり、後で写真をチェックすると5年前に来ていました。
2015年、2016年にも知床半島へ来ており、その時はフレペの滝ということを知らずにフラフラと来ていました…
当時の写真を見返すと今人気のシマエナガも写っていました。
2015、2016年撮影
5年前とほぼ同じ構図でフレペの滝を撮影しており成長を感じられません…
ヒグマの状況などによって遊歩道が閉鎖されることもあるのでこまめに情報収集しておくことが大切です。
三段の滝
フレペの滝から戻った後は今日の宿泊地である帯広に向けて出発。
途中にある三段の滝へ。
写真では分かりにくいですが、ちゃんと3段の滝があります。
あまり人気のない滝なのか、大きな駐車場もありましたが休憩中のトラックドライバー以外は誰もいませんでした。
オシンコシンの滝
滝ばかり巡る消化試合のようになってきましたが、すぐ近くにあるオシンコシンの滝にも行きました。
こちらは知床八景の1つになっているようで多くの観光客が訪れていました。
帰りにオシンコシンの滝の近くにあるお土産屋さん「オシンコシン館」でソフトクリームを頂きました。
遠音別橋(おんねべつ)
オシンコシンの滝から車で5分ほどの場所に多くの釣り人が集まる音根別橋があります。
河口のすぐ上流に「遠音別さけ・ますふ化場」があり遡上してくるサケを求めて多くの釣り人が。
橋の上から遡上しているサケを見ることができます。
天に続く道 展望台
事前に行き先を決めている旅行は大変だと感じつつ次の目的地「天空に続く道 展望台」へ。
到着すると立派な展望台があり、人気の場所なのか既に撮影している人がいたので終わるまで待機。
順番が来て展望台に上がると海まで広大な景色が広がっています。
撮影していると次々と車が来ます。
早めに展望台から引き揚げ道路から天に続くと噂されている一本道を撮影。
どうでしょう?
道路の先に天を感じられたでしょうか?
間違いなく素晴らしい景色だと思いますが個人的にはもう少しゆっくりと景色を楽しみながら撮影したいので、観光地とされているスポットの撮影は難しいと感じました。
私が行ったのは平日の13時半頃だったので土日祝日や観光シーズンにはかなり多くの人が訪れそうです。
道の駅しゃり
天に続く道を進むと天には行かず国道334号線にたどり着いたので斜里町の街中にある道の駅しゃりへ。
館内に入るとビックリするくらい立派なねぷたが飾られていました。
ねぷたの横には北海道北見市を拠点に活動している女子カーリングチーム「ロコ・ソラーレ(Loco Solare)」の顔はめパネルがあったのでねぷたとパシャリ。
後で写真を見返すと日本ハムファイターズの杉浦稔大選手がいい感じで入ってくれました。
オホーツクールアンバサダーとして活動しているロコ・ソラーレ(Loco Solare)の顔はめパネルはオホーツクエリアに18カ所設置されているので、各市町村に立ち寄った時はぜひチェックしてみて下さい。
館内には写真・絵画のギャラリースペースや自由に使えるパソコンも設置されていました。
道の駅しゃりと道路を挟んでお土産屋さんの斜里工房しれとこ屋があります。
以前来た時は内地にお土産を買い郵送してもらいましたが、今回は時間も押しており何も買わずに出発。
道の駅ノンキーランドひがしもこと
道の駅しゃりを出たのが14時過ぎで目的地の帯広まではまだ200km以上あったので毎度のことながら先を急ぐ流れに。
広大な大地の北海道旅行。
あれこれ行き先を欲張っちゃダメですね。
帯広へ向かっていると寄りたくなる看板が自然と目に入ってくるので困ります。
「ノンキーランド」
魅力的なキーワードに惹かれて立ち寄ると入り口には甘党の心を揺さぶる看板が。
店員さんにのんき〜焼きについて聞くと残念ながら売り切れとのこと。
到着したのが15時を過ぎていましたが、いつもこの時間には売り切れてしまう人気商品のようです。
残念。
とても感じのいい店員さんで、本当に申し訳なさそうにしていました。
そんな顔をされると単純な私はまた来ようと思ってしまいます。
のんき〜焼きは残念ながら食べられませんでしたが、2017年9月にオープンした道の駅ノンキーランドひがしもことは建物の外観・館内を含めてとても綺麗でした。
道の駅の中には食事ができる「レストランくるりんく」があります。
お昼を食べていなかったので美味しそうなメニューを見ていると食べたくなりましたが、寄りたいお店が1軒あったので我慢。
道の駅ノンキーランドひがしもことには食事だけでなく宿泊できるホテルも併設されています。
建物の2階が宿泊施設の「ホテルひがしもこと」になっており、下に降りればすぐ道の駅がある仕組みになっています。
いつのまにか道の駅がただの休憩スペースではなく、観光の拠点や観光の目的地になっていることを感じます。
つべつ西洋軒
道の駅ノンキーランドひがしもことのレストランくるりんくで美味しいご飯を我慢してたどり着いたのが津別町にあるつべつ西洋軒。
到着したのが16時過ぎでお昼か夕食かよく分からない食事になりましたが、店内に入ると変な時間だったのでお客さんは誰もいませんでした。
メニューを開いてこの北海道旅行で一番頭を使い悩んだのが1番人気のロース豚丼にするか、見た目からして絶対においしい塩ラーメンにするかの2択。
サイズの小さい塩ラーメンと豚丼のセットがないか確認しましたがないとのこと。
両方食べることも考えましたが変な時間になっていたので逆にお腹はあまり空いておらず、迷った末にロース豚丼を注文。
帯広で明日会う人と連絡のやりとりをしているとロース豚丼が目の前に。
今この写真を見ているとまた食べたくなりますが、味は言うまでもなく最高でした。
豚ロースの食感やタレが本当に絶妙で、食べ始めると箸が止まらなくなり気づくと完食していました。
出来立て熱々の豚丼を一気に食べたので舌を軽く火傷しましたが最高の気分でつべつ西洋軒を後にしました。
店員さんもアットホームな雰囲気でとても良かったです。
今度行った時は塩ラーメンを頂きたいと思います。
道の駅オーロラタウン93りくべつ
つべつ西洋軒でお腹も満たされ幸せな気持ちで道道51号線の津別陸別線を車で走っていると畑で作物を食べているエゾシカのメスとオスを1頭ずつ発見。
立派なツノを持つ牡鹿は鹿除けネット越しにこちらをずっと見ていましたが、甲高い声で一鳴きすると雌鹿と共に森の中へ立ち去っていきました。
私のように楽しくエゾシカの撮影している観光客がいる一方、高額な費用をかけて鹿除けネットを設置しても畑の作物を荒らされてしまう農家の方もいます。
両者がエゾシカに対して全く違った感情を抱くことも自然なこと。
生産地から遠く離れたスーパーで美味しい食べ物を自由に買っておきながら一方的に自然保護だけを訴える。
そういう人にはなりたくないなーとツマラナイことを考えながら運転していると、日本一寒い町としてアピールしている陸別町内の「道の駅オーロラタウン93りくべつ」に到着。
到着したのが17時過ぎの閉館間近だったのでほとんど人はいませんでしたが、ここは映画「黄色いハンカチ」の舞台にもなった場所です。
黄色いハンカチの中で「陸別駅」と出ているように、この道の駅オーロラタウン93りくべつは2006年に廃線になったふるさと銀河線の陸別駅も兼ねており、建物の横には電車も止まっています。
2006年に廃線になったふるさと銀河線ですが、2008年には陸別駅構内で観光鉄道「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」が開業し今年は10周年記念となっています。
先ほど寄った「道の駅ノンキーランドひがしもこと」と同じように道の駅オーロラタウン93りくべつの2階部分も「オーロラハウス」という宿泊施設になっています。
この案内図を見ても分かるように道の駅オーロラタウン93りくべつには大小合わせて様々な駐車場があります。
看板には長時間の駐車はお断りと出ていますが、停まっている車の中には車中泊をしているような車も多くみられました。
本当はいけないことだと思いますが、これだけ立派な駐車場がたくさんあると車中泊をしたくなる人の気持ちも分かります。
駐車場に車を停めて陸別町内を見て回りたい人は綺麗なお姉さんが陸別町の魅力を案内しているこちらの動画をチェックしてみて下さい。
これは本当にどうでもいいことですが、道の駅にあるトイレの扉がアコーディオン式になっているのが面白かったのでパシャリ。
- トイレが狭く扉を開けた時のスペース問題?
- 寒さの厳しい陸別町ならではの寒さ対策?
扉がアコーディオン式になった理由は調べても分かりませんでしたが、トイレの近い私は旅行中に必ずと言っていいほど道の駅のトイレにお世話になっています。
道の駅を管理している大元の国土交通省は道の駅のトイレについても真剣に考えてくれているようなので感謝しております。
40ページと少しボリュームのある資料ですが、全国の道の駅のトイレの取り組みが写真入りで紹介されているので個人的には楽しく読めました。すごい暇な人は読んでみて下さい。
>国土交通省「道の駅」のトイレの改善に関するチェックポイント」
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道の駅オーロラタウン93りくべつを出た時は18時近くなっており、ホテルまで100km程残っていたので高速道路の道東自動車道「足寄IC〜音更帯広IC」を利用。
長流枝PAで一度休憩。
休憩した後は走り続けたので20時前にはホテルへ到着。
帯広で滞在するホテルは私の大好きな森のスパリゾート北海道ホテル。
ホテルの周囲を木々に囲まれた居心地の良いホテルです。
ホテルに到着してからは部屋の中やホテル内を撮影。
今回泊まるスーペリアツインタイプの部屋は初めてですが、ホテル自体は3回目の宿泊なのでホテル内の撮影は程々にして温泉へ。
森のスパリゾート北海道ホテルの温泉は遠い昔の植物が分解され有機物が地下水に溶けだしたモール温泉です。
モール温泉独特の茶色いお湯に浸かっていると肌がスベスベになるのが分かります。
30分ほど温泉に入りゆっくりすると車の運転でパンパンになった首や肩のコリがほぐれてきます。
夕食は16時頃つべつ西洋軒で豚丼を食べたのであまりお腹は減っておらず、初日に買って残っていたカップラーメンを1つ食べました。
夕食の写真は撮り忘れました。
日程に追われる旅行をすると食事にまで頭が回らなくなり不健康な食事になります…
その後はパソコン作業や写真の整理などを行い2時過ぎに就寝。
- 経費合計:3,733円
・食事代:1,570円
・お土産:2,163円 - 移動距離:313km
翌日の旅行
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