【車中泊で日本一周ひとり旅】旅の相棒に中古のタントを23.8万円で購入しました。
日本一周の車中泊用に購入したタントや購入するまでの流れについて紹介するので、車中泊や日本一周旅に興味のある人はぜひチェックしてみて下さい。
【車中泊で日本一周ひとり旅】購入した中古のタント
まずは車中泊で日本一周するために購入したタントがこちらになります。
- 利用サイト:グーネット
- 車種:タント
- 購入時の走行距離:114,000km
- 値段:238,000円(1年保証つき)
- その他費用:
・図柄(白色)ナンバー取得:8,430円
・高速料金(埼玉ー福島):9,780円
・ガソリン代:約8,000円
・電車代:6,333円
ナンバーを白色に変えたことや車屋さんのあった福島へ埼玉から行く交通費などを加えると総支払い額は25万円程になりましたが、予算内で素敵な車に出会えて本当に満足しています。
天井も高くシートほぼフラットになるので180cmの小太りオジサンでも車内でゆっくりくつろげそうです♪
車中泊で日本一周する車(タント)を購入するまで
車探しから実車の確認
コロナ禍で不安定な状況が続く現在。
なるべく出費は抑え手元にお金を残しておきたかったので予算なども含めて次のような条件で車を探していました。
- 車は中古で十分
- 予算は30万円前後で収まれば嬉しい
- 発売から10年前後で走行距離100,000km前後くらいまでの車
- 中古車保証が付いていると嬉しい
- 駐車場の関係から車は軽自動車一択
- 車内の座席をフルフラットに近い状態orフルフラットにできる車
- 身長180cmのムチムチ体型なので天井が高く室内空間が広いと嬉しい
書き出すと注文の多い客みたいで嫌ですが、グーネットやカーセンサで調べているとほぼ条件に当てはまる車を福島県の車屋さんで発見しました。
車種はダイハツのタントで写真を見る限り状態はとても良さそうです。
住んでいる地元の埼玉県で車を見つけた方が良いと頭では分かっていても、車の写真を何度も見ているうちにどうしても実物を見たい気持ちが抑えられなくなりました。
グーネットに車が紹介され始めたのが1週間程前で誰かに買われてしまはないか不安になり、ネットで車を見つけたその日のうちにメールで問い合わせ。
翌日にはお店に車があることを電話で確認後、埼玉県から福島県へ車で向かいました。
高速に乗り3時間半程かけて福島県にある目的の車屋さんへ到着。
車屋さんで実物のタントを確認すると写真で見た通り綺麗な状態のタントでした。
特にボディーカラーの綺麗な白色が印象的で一目見て気に入ってしまいました。
車内の天井も十分な高さがあり座席を倒せばほぼフルフラットにできるので車中泊も快適にできそうです。
車屋さんのお兄さんも誠実に対応してくれる方で、10分ほどタントを試乗させてもらった時には既に買うことを決めていました。
その日のうちに車代の振り込みと住民票をFAXして全ての手続きを済ませました。
車の陸送に25,000円程かかると言われたので旅行がてら福島まで電車で行き引き取ることにしました。
車屋さんからの帰り道は雪が降りそうだったのでやや急ぎながら帰りつつ、SAでお土産などを買いながらウキウキして自宅へ戻りました。
納車日
年が明けてた2021年1月に車屋さんより希望ナンバーを含め全ての手続きを終えた連絡がありました。
車検証の写真をメールで送ってもらい自動車保険の手続きを終え、新幹線のやまびこで埼玉から福島へ向かいました。
最後に新幹線に乗ったのは九州へ行った10年程前なので、久々に乗る新幹線に遠足気分でテンションが上がりました。
車屋さんが待ち合わせの駅までタントで来てくれていたのでそのまま乗って帰ることができました。
帰りにいわき市の海や以前に寄った福島のカフェへ行きたかったのですが、夜に用事ができたので家へ直帰することに。
200km以上運転して帰るのでガソリンスタンドでガソリンを入れ一応タイヤの空気圧もチェックしてもらっていると、ナンバーの色がお願いした白ではなく黄色になっていることに気づき車屋さんへ連絡(駅で気づかなかった…)
車屋さんとはメールでやりとりしていたのでメールを確認してもらうと白色でお願いしていたメールが残っておりナンバーの変更代金はい大丈夫とのこと。
何だか申し訳ない気もしますが、正直ナンバーの数字はどうでもよく車体の白色に合わせた白色ナンバーが欲しかったので翌日自分で白色ナンバーの変更手続きをすることにしました。
日本一周の相棒タントに「雪乃さん」と名付けた理由
せっかく日本を一緒に見て回る相棒の車だから「タント」と呼ぶのもの何だか味気ない…
せっかくなら車に名前をつけよう!
そんな年甲斐もないことを考えながら車屋さんのある福島県へ向かいましたが、車を確認しに行った日は数日前に福島県で初雪があったらしく、敷地内にはうっすらと雪が残っていました。
- 雪の白色
- Tantoの綺麗な白色
よし!雪の日に初めて会い雪のように白くてかわいい車だから雪乃(ゆきの)さんと名付けよう!
単純な発想から日本一周のパートナーとなる愛車の名前が雪乃さんに決まりました。
それまでは「軽自動車は黄色ナンバー。白色にするのは邪道」と考えていましたが名前にちなんでナンバーも車体と同じ白色で統一したくなり、オリンピックの記念ナンバーに変更しました。
余計な費用かもしれませんが白色で統一された可愛らしいタント雪乃さんの姿を見ては一人でニヤけています。
最初は冗談半分で雪乃さんと呼んでいましたが、雪乃さんと思いながら日々車に乗っているとただの車ではなく本当のパートナーのように感じてきている今日この頃です。
ちょっとまずい世界に足を踏み入れてるかも…
【余談】埼玉県ではなく福島県にある車を選んだ理由
少し余談になりますが予算も30万円程と少しでも安い中古車の購入を考えていたので、輸送費や何か問題があった時のことを考えれば住んでいる埼玉県やその周辺で車を購入すべきです。
もっと時間をかけて探せば埼玉県内でさらに状態もよく値段の安い車を見つけられたかもしれませんが、車の購入は何となくタイミングや縁も大切な気がしています。
「車中泊で日本一周をしたいと思い立った時に出会えた車」という縁を大切にしたいと思い、今回福島県で出会ったタント(雪乃さん)を選びました。
また、自分の中で「福島県にある車屋さん」というのも今回のタントを選んだポイントの1つです。
10年程前に車中泊をしながら北陸・東北を旅していた時に福島県いわき市で見た朝日が本当に美しく、今回の車を購入する時にもう一度同じ海を見たいと考えていました。
その車中泊旅の時に立ち寄った福島県にある「カフェ・ダノニー」というカフェで飲んだコーヒーのおいしさも強く記憶に残っていました。
残念ながらカフェ・ダノニーは東日本大震災の被害に遭われ今はもうお店がなくなってしまいましたが、今年の2021年は東日本大震災から10年。
毎年3月11日が近づくとメディアで大きく報道されますが、時の経過と日々起きる様々な事件や出来事で少しずつ人々の記憶から薄らいでいるように感じることもあります。
あの時から福島県へ行くことがなかったので、今回の車購入をきっかけにもう一度福島へ行ってみたいと考え福島県にあるタントを選びました。
まとめ
日本一周の車中泊用に購入したタントや購入するまでの流れについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
完全に自己満足の世界ですが相棒のタント(雪乃さん)と日本一周の旅に出られるのが本当に楽しみです。
しっかりと準備をして楽しい日本一周の旅にしたいと思います。