皆さんは誰かと写真を見ていて、こんな会話をしたことはないでしょうか?
- これ綺麗な良い写真だねー
- 良い写真撮れたよ
私も無意識のうちに使うことのある「良い写真」という言葉ですが、未だに「良い写真」がどういう写真なのか分かりません。
例えば次の2枚の写真で皆さんはどちらが「良い写真」だと思うでしょうか?
写真1
写真2
アップで迫力のある写真2も好きですが、背景の広がりから写真を見ていて色々なことを想像させる写真1が個人的には好きです。
この自分が思う「良い写真」も年齢によって変わることがあり、昔は写真2のようなアップの迫力ある写真が好きでした。
少し話はずれてしまいますが、写真を撮っている時に何の根拠もなく「よし、これは良い写真が撮れた」と確信を持てる時があります。
実際に撮った写真を確認してみると確かに自分の中では「良い写真」が撮れています。
下の写真はアラスカのとある島で、10日間ほどクマが出てくるのを待っていて撮れた写真です。
自分でも驚きましたが、この写真を撮っている時は感動からなのかシャッターを切っている時に自然と涙が出てきました。
この写真を撮っている時は良い写真が撮れたと確信を持って撮影しており、実際に写真を見てみると、自分でも満足のいく写真が撮れていました(このサイトのトップページに使っています)
1枚でも多く「良い写真」を撮りたいと思っていますが、未だに「良い写真」がどういうものなのかも分からず写真を撮り続けています。
未だに「良い写真」がどういう写真なのかは分かりませんが、写真を撮ることの楽しさや撮影地へ向かう時の高揚した気持ちは、写真を始めた20歳の頃と20年後の今も全く変わりません。
みんさんは最近「良い写真」に出会えました?