前日の車中泊旅(13日目)
【2021/04/23】
今日の記録(車中泊14日目)
【2021/04/24】
【走行距離・ルート】
101km
【使ったお金】
6,163円
飲食費 | 朝食 | 350円 |
昼食 | 208円 | |
夕食 | 669円 | |
その他 | 200円 | |
交際費 | お土産 | 1,274円 |
福利厚生 | 温泉 | 500円 |
交通費 | ガソリン | 2,962円 |
合計 | 6,163円 |
道の駅象潟で登らない朝日を待つアラフォー男
4月も終わりですが朝晩は寒く6時前に目が覚めたので日の出を撮影しようと海へ。
寝ぼけた頭で日本海を眺めながら日の出を待っていますが、いつまでたっても明るくならない水平線。
というか海の反対側が明るくなっており見ると山から朝日が顔を出しています。
「太陽は東から上り西へ沈む」
今までの車中泊旅では太平洋を見ていたので「海=日の出」と思い込んでいましたがここは日本海。
太陽は日本海へ沈んでいくんですね…
日の出を待っていたことを周囲の人に悟られないよう綺麗な海を撮影しているフリをしながら車へ戻ります。
日の出の山を見ると朝日に照らされた風車が並ぶ印象的な光景が広がっています。
帰り際に高台から防波堤を見ると海の中に人がおり、よく見ると海に潜りウニやサザエ採っている人の姿も見えます。
道の駅のすぐ裏で漁が行える日本海の凄さを感じつつ今日の目的地である道の駅てんのうへ向けて出発。
道の駅にしめで菜の花畑を撮影
道の駅象潟を出てしばらく走ると「道の駅にしめ」に到着。
道の駅の目の前には綺麗な菜の花畑が広がっており車を止めて散歩することに。
朝日に照らされた菜の花畑は本当に綺麗で菜の花独特の香りも一面に広がり良い気分です。
菜の花畑で写真撮影している人がいるので少し話をさせてもらいました。
地元の方らしく菜の花畑と背景の鳥海山を撮影したいようですが、やぐらが入ってしまいうまく撮影できないとのこと。
よく見ると菜の花畑を見るやぐらが設置されており少し怖いですが登ってみることに。
大した高さではありませんが櫓に登ると視界が開け菜の花畑を一望することができます。
鳥海山も綺麗に見え絶景を楽しめます。
頭上ではヒバリの綺麗な声が聞こえ耳でも楽しむことができます。
「雄大な鳥海山」「菜の花の香り」「ヒバリのさえずり」
道の駅にしめの菜の花畑は五感で楽しめる素敵な場所でした。
マクドナルドで朝食&お仕事
道の駅にしめの菜の花畑を堪能した後はお腹も満たそうと通りにあるマクドナルドへ。
朝早くから開いておりスマホで事前に注文すれば並ぶこともなく、パソコン作業をするスペースもあるマクドナルドは車中泊旅では本当にお世話になっています
朝食メニューとして自分の中で定番化しつつある朝マックのソーセージマフィンセット。
お腹も満たし目的地へ向けて再び北上。
うっすら見えた男鹿半島の影
マクドナルドを出て日本海沿いの道をしばらく走ると日本海上にうっすらと島影が。
地図を確認すると島ではなく日本海に突き出た男鹿半島だと分かり車を止めて確認。
男鹿半島を回ると大きく迂回することになるため今回は行かずに北へ進みますが、車中泊旅をしているとこのように「気になるけれど進むルートを外れているから行かない」ということがしばしばおきます。
特に先を急ぐ旅ではないのでゆっくり回ればいいだけですが無意識のうちに先へ急いでいるのかもしれません。
今回の車中泊旅が最後の旅ではないので気にはなっても行けなかった場所はチェックしておき後日行く時の楽しみに残しておきます。
道の駅岩城でサーファーを撮影
マクドナルドを出てしばらく走ると「道の駅岩城」へ到着。
日本海側は道の駅が多くトイレ休憩もしやすいので助かります。
日本海を眺めているとサーファーがいるのを見つけ急いで車へカメラを取りに戻り撮影。
サーファーを撮影していると犬を散歩している地元の人に話しかけられサーファーをもっと近くで撮影できる場所を教えてくれました。
教えてもらった場所へ行くとちょうどいいタイミングでサーファーは陸へ引き上げ始め撮影できず残念。
写真には撮れませんでしたが秋田県には混雑しない綺麗な海がありサーファーはもちろん、海を楽しむ人にはおすすめの場所のようです。
「おすすめの撮影スポットは地元の人に教えてもらう」
これからの撮影旅でも意識しておきたいと思います。
道の駅あきた港で人生初のハバヘラ・アイスを食べる
さらに日本海沿いを国道7号線沿いに北上すると大きな2車線道路の秋田バイパスへ合流。
街中に入りしばらく進むと大きなタワーが左手に見え近ずくと道の駅あきた港に到着。
大きな駐車場に車を止め道の駅あきた港の散策を開始。
展望台「セリオンタワー」
道の駅に入ると全面ガラス張りで開放的な「セリオンリスタ」を抜けお土産屋さんをフラフラ見た後は一番気になっている遠くから見えたタワーの元へ。
どこで入館料を払うのか探しているとタワーに上がるエレベーター前には「展望無料」の看板が出おりそのままエレベーターへ。
私が登ろうとしてるのは高さ143mの「セリオンター」というタワーで公式サイトには次のように紹介されています。
セリオンタワーは全高143m、展望台は地上100m・360度の大パノラマが広がる秋田市唯一の絶景ポイントです。眼下に広がる秋田市内、日本海を眺め、天気の良い日は夕日の絶景、太平山も一望でき、遠くは鳥海山まで眺めることができます。秋田は四季の移り変りが美しい街です。季節折々の風景もお楽しみいただけます。夜は秋田市内の夜景を見る事ができ、ムーディーなな雰囲気に。もちろん、デートスポットとしても多くのカップルにも会場いただいており、設置されている「カップルベンチ」でプロポーズをする男性の姿も…数多くの幸せを見守ってきたタワーに一度お越し下さい。入場は無料です!
引用:道の駅あきた港HP
入ってみるとよく分からない展示内容で500円前後の入館料を払う施設もある中、地元の人や観光客に気軽に利用してもらいたいということなのか無料で登れるセリオンタワー。
利用者として無料なのは本当に嬉しいですが維持費などはどうなっているのかいらぬ心配をしてしまいます。
展望台周辺には遮る建物がないため秋田市内や男鹿半島、日本海、遠くに見える鳥海山などを一望でき最高の眺めです。
カップルには最高の記念になるカップルベンチも設置されています。
周りの目を気にせずオジサン1人で座ります。
これだけ魅力的なスポットを無料で利用させてくれる秋田県。
500円だと支払うのを躊躇する人もいそうですが200円〜300円くらいの入場料なら利用者は減らないだけの魅力があるスポットだと独り言を言いつつ太っ腹な秋田県に感謝し高速エレベーターでタワーを降ります。
人生初のババヘラ・アイス
タワーを降りた後は道の駅へ入る時に声をかけられ後で寄ると言っていたおばあさんの元へ。
何かをすくいとりお客さんに出していたものはババヘラ・アイスというもので秋田の名物とのこと。
このババヘラを出してくれたおばあさんが可愛らしい方でババヘラについて楽しく話を聞かせてもらいました。
この時初めて存在を知ったババヘラ。
ネットで調べれば簡単に知ることができますが知識だけのババヘラではすぐに忘れてしまいそうですが、おばあさんを通して知ることができたババヘラは一生忘れることはなくババヘラを見た時はあのおばあさんの顔も思い浮かべる気がします。
旅ではネットで調べた観光名所の確認ではなくこういう経験を大事にしたいと感じる今日この頃です。
道の駅あきた港は敷地も広く港で釣りをする人や凧揚げをする人などそれぞれの人が自分の時間を楽しんでる光景が気持ちよく楽しい時間を過ごすことができました。
ガソリンスタンドで景品をもらう
早めの給油をするため秋田市内へ戻ることに。
スタッフの方にすぐ使えるクーポンをもらい20L給油するとティッシュとトイレットペーパーをもらえることに釣られギリギリ20Lまで給油し景品をゲット。
釣り人や風車を撮影
気になる景色を撮影しながら再び国道7号線を北上。
港ではのんびりと釣りをしている人がおり釣り糸を垂らしているだけで楽しそう。
風の強い日本海沿いを走る国道7号線には風力発電用の風車が多くあり運転しているといやでも巨大な風車が目に入ります。
海岸沿いには自転車道も走っており自転車好きにはたまらない場所です。
風車を見ていると風車の上で作業している人がおり撮影。
高い場所が得意でない私は見ているだけでヒヤヒヤしますがこれだけ多くの風車を問題なく動かすメンテナンスは危険な高所作業を伴い大変そうです。
道の駅てんのうで車中泊
今日は移動距離も少なく余裕を持って車中泊地の「道の駅てんのう」へ到着。
今日は高い場所へ登るチャンスが多く道の駅てんのうにある「天王スカイタワー」を満喫。
太っ腹秋田県です。
この天王スカイタワーももちろん無料です。
道の駅てんのうには敷地内に温泉施設もあり車中泊させてもらう私には本当にありがたい道の駅です。
道の駅で夕食用のおにぎりに唐揚げ、デザートのプリンを購入。
広い駐車場の隅へ移動しひっそりと車中泊し【車中泊で日本一周ひとり旅14日目】は終了。
翌日の車中泊旅(15日目)
【2021/04/25】