今日の記録(車中泊73日目)
2023/04/28
【移動ルート・距離】
59km
ふたみシーサイド公園を出発
車中泊させてもらったふたみシーサイド公園で起床。
車を出るとキャンピングカーなど車中泊をしたと思われる車が数台。
綺麗な夕日で有名なふたみシーサイド公園で今朝は目の前に広がる綺麗な瀬戸内海と大きな対応を眺め出発。
スターバックス コーヒー 松山はなみずき通り店で仕事
朝一のコーヒーを飲むためスタバの松山はなみずき通り店へ。
電源付きの机が多くあり少し仕事をしてから出発。
まさかこのスタバに明日も訪れることになるとは…
東の大鳥居
スタバを出てしばらく進むと道路上に大きな鳥居を発見。
「東の大鳥居」という鳥居のようで運転席から見上げるとスゴイ迫力。
全国には道路上に様々な鳥居があるようで車中泊旅で訪れた新潟でも「彌彦神社の大鳥居」という道路上にある大きな鳥居を通過したことを思い出します。
ENEOSで給油&タントの燃費が20km/L近くに
セルフのエネオスで早めの給油。
給油量は20.19Lで走行距離が379.9km
大まかな燃費計算ですが379.9÷20.19=18.81km/Lと20km近くまでタントの燃費が伸びています。
海岸線沿いや山道など都市部以外を走っていると燃費も伸びていきます。
雪の残る福島県から車中泊旅の相棒として連れてきたタントの雪乃さん。
2009年が新車登録と15年程前の決して新しいとは言えないタントですが、車中泊旅では旅の相棒として頑張って走ってくれています。
「タイムズのB」で予約した道後温泉近くの予約駐車場へ
給油後は本日最初の目的地である道後温泉へ向け出発。
道後温泉は観光地のため車を駐められるか不安だったので、前日に駐車場予約サイト「タイムズのB」で予約しておきスムーズに駐車。
周辺の駐車場は100円/時間ですが予約した駐車場は300円/日のため駐車時間を気にせずゆっくり観光できます。
本当にわずかな金額ですが今まで利用して貯まったタイムズポイント(16円分)も利用できお得に車をとめられました。
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道後温泉で贅沢な朝風呂
駐車場から歩いて1分ほどの場所にある道後温泉へ。
道後振鷺亭
道後温泉本館と道路を挟んで向かいにある簡易的な休憩施設の道後振鷺亭へ。
建物内には道後温泉の歴史や保存修理工事に関する資料も展示されています。
ちょうど道後温泉本館の向かいにあるためスケッチをされている人の姿も。
夏目漱石 坊ちゃん之碑
夏目漱石の小説「坊ちゃん」にも描かれている道後温泉ですが、道路には夏目漱石の石碑も建てられています。
道後温泉本館で朝風呂
道後温泉本館の周辺を軽く散策。
いつものように事前によく調べず目的地の道後温泉を訪れると、遠くから見ても明らかに建物の改修工事をしている雰囲気。
建物を見ながらフラフラ撮影していると入り口前にいる男性から
「お風呂に入りますか?」
とのこと。
ちょうど訪れた日がGW前日で明日からは大混雑のようですが、今日ならそれほど混んでおらず今の時間帯なら待たずにお風呂へ入れるとのこと。
周りでは温泉の予約をしている人もおり、せっかくの機会だと急いで駐車場へお風呂セットを取りに戻り朝から道後温泉で贅沢な朝風呂。
万葉集などもにも登場し日本三古湯の一つとされている歴史ある道後温泉。
建物内は撮影禁止のため入り口の様子だけ撮影させてもらい中へ。
建物の階段を降りた先には何とも言えない雰囲気の漂う「霊の湯」へ。
浴槽は5人も湯船に入ればキツくなりそうなサイズですが、3人ほどが常にいる状態で朝から道後温泉の湯をゆっくりと堪能。
現在はYouTubeで道後温泉本館前のライブ映像なども配信しています。
訪れる際は参考にして下さい。
道後商店街で版画家「高橋基さん」の作品を見学
道後温泉本館でゆっくりお湯を楽しんだ後はカラフルな建物のすぐ裏にある道後商店街へ。
商店街を抜け商店街を何気なく撮影していると男性に声をかけられ建物の中へ。
男性の名前は高橋基(もとい)さんという版画家の方で、道後温泉や松山城など愛媛の風景を描かれている版画作品を見学。
「愛媛に来たんだから松山城にも行かれるんですよね」と聞かれ、全く考えてはいなかったものの思わず流れで「はい」と返事をしてしまう…
道後温泉と松山城の作品が一番売れているようで建物の窓ガラスに展示された版画作品群は壮観です。
高橋基さんの作品は常設展示されているようなので道後温泉を訪れる方は立ち寄ってみて下さい。
道後温泉別館 飛鳥乃湯泉
先ほどの高橋さんに愛媛県松山市の花が椿ということを教えてもらい早速パシャリ。
すぐ目の前にある飛鳥乃湯泉も見たほうが良いよと言われたので行ってみると色鮮やかな花が一面に。
この花々は写真家・映画監督として活躍する蜷川 実花(にながわ みか)さんによるインスタレーション作品「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉中庭インスタレーション」とのこと。
先ほど道後温泉の本館で既にお風呂へ入ってしまいましたが、この飛鳥乃湯泉も良い雰囲気の温泉です。
すぐ向かいには道後温泉椿の湯もあり、松山市はどこへ行っても良い温泉に出会えます。
スターバックスコーヒー 道後温泉駅舎店
道後商店街をさらに進むと商店街の屋根が鮮やかな景色に。
屋根を眺めながら進むと視界が開け道後温泉駅へ到着。
駅前には坊っちゃん列車もあり土日祝日には実際に動いているようです。
道後温泉駅の駅舎は1911年に建築された旧駅舎を復元した明治時代のレトロな外観。
建物にはスタバも併設されておりコーヒー休憩することに。
スターバックスコーヒー道後温泉駅舎店の店内も建物外観に合わせ洋風建築のレトロな雰囲気。
店内にトイレは無いので注意
建物のすぐ裏には道後温泉駅のホームがあり窓からはホームに出入りする路面電車も見ることができます。
ホームの向かいにある駅前広場には道後温泉本館建設100年周年記念事業の一環として作られた坊っちゃんカラクリ時計もあり、設置されている足湯に浸かりながら時間になると時計から飛び出す人形を眺める人の姿もみえます。
落ち着いた雰囲気のスタバ店内でのんびり過ごしながらすぐ目の前を走る路面電車が気になり、行き先もよく調べず勢いで路面電車へ乗ることに。
路面電車で松山城へ
行き先もよく調べずスタバの裏にある駅のホームへ行き勢いで路面電車に乗車。
路線図を見ると先ほど版画家の高橋さんから言われた松山城近くまで電車が行くことが分かり行ってみることに。
運賃は大人180円でどこまでも行けるシステムのようで松山城へ行く時の最寄駅らしい大街道駅で下車。
松山城を散策
リフトで松山城へ
松山城までは徒歩だけでなくロープウェイとリフトでも行けるようで待ち時間なくすぐに乗れるリフトで行くことに。
あまり考えずリフトに乗ると思っていた以上に高い所を移動しリフトに乗ったことをすぐに後悔…
途中からは松山城の天守も見え始め地ふと終点へ。
私のように高いところがあまり得意でない人は体がむき出しのリフトより写真にあるロープウェイに乗ることをおすすめします。
松山城内へ
リフトを降り松山城内へ。
立派な石垣を眺めながら城内へ。
さらに先へ進むと次第に天守へ近づき。
天守へ続く道の途中に料金所があり天守入場料を支払い中へ。
いくつもの門をくぐり天守入口へ。
石落や高い場所から敵の侵入も一目で分かるお城の造りは、いざという戦いに備えて建築された建物ということを思い出させてくれます。
お城からの眺めを楽しみつつ迷路のような通路や急な階段を登り天守の上へ。
天守の一番上から見える景色は絶景の一言。
天守の一番上でへ来た人はみんな絶景に夢中。
城を下り係の人から聞いた松山城が綺麗に見えるスポットへ。
教えてもらったスポットも綺麗に見えますが、松山城はどこから見ても美しい。
それにしても松山城の石垣。
全部人力で積み上げたと思うと本当にすごい。
車中泊をしながら日本各地にあるお城へ立ち寄りましたが、どのお城も特徴があり最初はそれほど興味のなかったお城にも次第に興味を持ち始めた今日この頃。
車中泊旅で立ち寄ったお城
松山城から地上へ
松山城の近くにあるミカンジュースやソフトクリームにひかれながらロープウェイ乗り場へ。
行きのリフトは怖かったですが城内を歩いた疲れから帰りもリフトで下りることに。
行きでリフトには慣れていたので帰りは少し余裕を持ってリフトで地上へ。
写真を改めて見返すとリフトの下に書かれている言葉が面白い。
ことばのちから
君の好きな所は一人にしてくれるのに、ひとりぼっちにはしない所
リフトからの景色を眺めながら地上へ。
道の駅風早の郷・風和里
松山城から駐車場に戻り今日の車中泊地へ向けて出発。
予約駐車場は予約時に料金を支払っているため出庫時は何も手続きをせず出発できるのでとても楽。
車中泊させてもらう道の駅風早の郷·風和里へ行くと既にレストランは閉店。
売店で簡単な夕食を購入し先に温泉へ。
シーパの湯で入浴
温泉の湯に海底から汲み上げた海水を使っているシーパの湯は温泉のお湯も少ししょっぱく、大好きなジェットバスもあり運転の疲れも吹き飛びます。
入浴後はおいしそうなシカサイダーを購入。
道の駅へ戻り先ほど買っておいた鯛めしや惣菜を夕食に。
スタバにアンカーの電源忘れに気づき連絡
今日撮影したデータのバックアップをしている時に朝のスタバで利用したアンカーのバッテリーがないことに気づき車内を探すも見つからず…
スタバに忘れ物がなかったか連絡して確認すると店員の方が丁寧に対応して下さり伝えたアンカーのバッテリーを忘れ物として預かっているとのこと。
お詫びして明日取りに行かせてもらうことを伝えひとまず安心し車中泊73日目は終了。