前日の車中泊旅(43日目)
【2022/06/27】
道の駅椿 はなの湯を出発
昨夜初めて導入した後部座席の網戸ですが夜は風が全く無くあまり効果は実感できず…
窓を閉め切っている状態よりは間違いないなく車内は涼しいはずですが、少しでも風がないと効果をあまり実感できないのかもしれません。
今後は夜に風が吹くことを期待しつつ車中泊をさせてもらった道の駅椿はなの湯を出発。
南紀白浜空港を見学
道路に出ていた南紀白浜空港の看板が気になり寄り道。
無料の駐車場に車を止め空港へ行くも時間が早く空港施設は全て閉まっておりトイレも含め利用することができず。
こじんまりとした空港で出発・到着時は迷うことなく利用できそうです。
空港の目の前にはレンタカーもあり飛行機で和歌山へ来た時に利用してみたいと思います。
吊り橋を渡り成長してみる
道の駅を出た後は紀伊山地の濃い山々の中をひたすら運転。
いくら進んでも開けない山々は本当に深くこの山中を隅々を見るには一生かかっても難しそうです。
高いところが苦手な私はいつも素通りする吊り橋ですが、周囲に人が全くいない状況や旅先の開放感もありなんと渡ってみたい気分に。
ちょうど吊り橋の前に駐車スペースもあり恐々と吊り橋を渡り始めますが中間辺りで断念。
- 吊り橋から落っこちたらどうしよう
- 吊り橋のワイヤーにズボンだけ引っかかり1日中逆さまに吊るされたらどうしよう
- 落下して体が動かない状態で川の中に放り出されたら苦しいな
一瞬で色々なことが頭の中を駆け巡り足が前に出なくなります…
引き返して吊り橋周辺を撮影していると反対側から軽トラックが勢いよく吊り橋を横断。
びっくりして呆気に取られていると吊り橋は2tまでと表示されているので軽トラックなら問題ないようです。
それならいくら重い私でも落ちないと勇気が出て再びチャレンジ。
吊り橋を渡り切る瞬間がなんとなく落ちそうな気がして最後はダッシュし無事に渡り切りました。
渡り切ったからといって何があるわけではありませんが吊り橋を渡る前より一回り成長したと自分に暗示をかけ出発。
蝶々を求める人々
ひと回り成長した姿でハンドルを握り運転していると山の中に突然カメラや網を構えた複数の人を発見。
少し先には多くの車が停まっており話を聞いてみたくなり空いたスペースに駐車。
道の反対から山を眺めている人に話しかけてみると蝶々の撮影・捕獲をしているとのこと。
梅雨明け前後の今しか見ることができない蝶々のようで、この時期になると蝶々好きの人たちが集まるおなじみスポットのようです。
集まっている人の多くは年配の方ですが好きなことをやっている人はみんな生き生きとして元気なのが見ていて気持ち良いです。
蝶々を見ていて栃木の撮影旅行で出会った青年を思い出しつつ先へ進むことに。
道の駅ごまさんスカイタワー
蝶々スポットからしばらく走ると遠くに高いタワーのある道の駅が現れ寄ることに。
気温は相変わらず高く暑いですが標高が高く風も強いため平地に比べて少し過ごしやすいのが救いです。
お店の中に入りたわしのキーホルダーなどお土産を購入しタワーに登ってみようとすると300円とのこと。
300円を払うのに一瞬躊躇する貧乏性の性格が嫌になりますが性格なので仕方ないのです。
タワーに登らない時は「あのタワーの上からはどんな景色が見えたんだろう…」と間違いなく後悔すうr自分の性格は分かっているので清水の舞台から飛び降りる気で300円を支払いタワーへ。
先に結論から言うと「登っても登らなくてもどちらでも良かった」です。
確かにタワーの上から見る眺めは綺麗ですが特に何かあるわけではなく、下の駐車場から見る景色も標高が高いため十分綺麗なのでわざわざ登る必要はあるのかなと。
またこれだけ深い山々に囲まれた場所にあるため湿気が年代もののタワー内には天井などにカビ?などもすごく綺麗な場所とは言えません。
受付の人に「タワーの上には何かあるんです?」と聞くと「ここより良い眺めが見れますね」という言葉に嘘はなかったわけです(笑)
ただし、こうやってイマイチな経験だったこともタワーに登ったから分かるわけで登らなければずっとモヤモヤした気持ちでいるため登って良かったことは間違いありません。
救急車が来るまで2時間かかり携帯の電波が通じない場所があるという道の駅にある看板えおボンヤリ眺めつつ先へ進むことに。
道の駅くしがきの里で昼食
紀伊山地の深い山を走っていると歴史の教科書に出てきた「高野山」の名前も見え随分遠くまで来たと感じつつ、急な山道が続きガソリンの残量が少し気になり出し先ほど道の駅で見た看板を思い出し事故に気をつけながら運転。
しばらく走ると平地に出てコンビニを見たた時は無意識のうちにホッとした気持ちになります。
「道の駅くしがきの里」の看板が現れ運転の疲れを取るためにも立ち寄ることに。
平地に降りると耐えられない暑さが襲ってきて先ほどの高地が既に懐かしい気持ちに。
店内にあるパンと美味しそうなサイダーを購入し日陰にある外のベンチで昼食。
私の他にも何人かベンチで食事をしていますがみんな暑そうにしています。
首に巻く暑さ対策のタオルを濡らしつつ暑い平地を車中泊地へ向けて出発。
マクドナルド外環河内長野店で珈琲だけ買う
街に出ると車の数も増えいよいよ暑さに耐えられなくなり涼しい場所を求め移動。
マックを見つけ店内で涼もうとしましたが青空駐車場しかなく炎天下の車内に荷物を置いておくのが嫌でテイクアウトでコーヒーだけもらうことに。
全ての行動が暑さ中心に決まっていきます。
ジョーシン河内長野店の日陰で休憩
通りにある大きな電気屋さんに屋根のある駐車場があり自販機で飲み物だけ買い先ほどのマックのコーヒーと合わせて休憩させてもらうことに。
本当に今回の車中泊旅が日陰を探す旅になりつつあります…
スタバ河内長野高向店で休憩・お仕事
最初に寄った時は駐車場がいっぱいで諦めたスタバですが、少し時間が経ってからいくと空き始め寄ることに。
いくらコーヒー好きとはいっても涼むためにカフェへ寄ることが増えておりコーヒーを飲み過ぎていることを自分でも自覚しています。
スタバの涼しい店内に入り仕事をしていると体から熱が引いていくのが分かります。
既に車中泊で日本一周をされた大阪の先輩からお茶でもしようかと連絡を頂きましたが、暑さで何かをするのがものすごく億劫で人と会うことを考えると結構辛い…(相手が誰とかでは無く人と会うこと自体が)
次回の中国・四国、九州の車中泊旅で大阪を通るのでその時にお願いしますと伝えましたが、せっかく時間を作り会ってくれるのにうまく対応できない自分を子供だなと少し嫌になります…
この先輩からボーンバーという後ろのドアを開けておく暑さ対策のアイテムを紹介してもらいホームセンターなどで簡単に道具を揃えてできるとのこと。
後ろに垂らす網戸があれば夜も後ろの扉を開けたままにできるので暑さ対策になりそうですが、暑さでホームセンターへ行き道具を揃えることすら面倒に感じているダメ人間になっています…
なんとなく車内に沢山あるS字フックで代用できそうな気がしてやってみると一応成功。
夜は虫が入ってくるので開けたままにはできませんが日中の休憩している時にはやってみたいと思います。
「天然温泉風の湯河内長野店」で入浴+夕飯購入
1日移動してかいた汗を温泉で流しサッパリ。
レストランにテイクアウトの惣菜があり夕食にひじきや切り干し大根など体に良いもの購入。
道の駅奥河内くろまろの郷で車中泊
車中泊させてもらう道の駅奥河内くろまろの郷へ移動し先ほど購入した惣菜の夕食。
昨日購入した網戸を設置すると今日は風があるようで扇風機をつけなくても快適な状態になり嬉しくなります。
夜中まで道の駅で大声で騒いでいる人がおりぼんやりした頭で起きていましたが気持ちいい風に包まれ【車中泊で日本一周ひとり旅44日目】は終了。